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フレームレートの種類vfrやcfrを分かりやすく解説します

フレームレートの種類vfrやcfrを分かりやすく解説します

デジタルコンテンツや動画編集をしていないと、聞き慣れない言葉でしょう。しかし動画作成をしていると音ズレの不具合は、高確率で発生するのです。そこで今回は動画の音ズレや動画のキレイさを表す言葉の解説と、それに必要なソフトについてお話しします。

そもそもフレームレートとは

この記事に登場する3つの言葉、「vfr 」「cfr」「フレームレート」とはどんな意味があるのでしょうか。動画を簡単にたとえるとパラパラ漫画となります。その1秒当たりのパラパラ漫画の枚数のことを「フレームレート」と呼び、単位はfpsで表します。

そしてパラパラ漫画の枚数が多いほど動画はなめらかになり、少ないほど動画はカクカクしたり映像の流れが鈍くなったりするのです。

vfrとcfrそれぞれの違いや特徴

ここでは「vfr 」「cfr」の違いと特徴を解説します。動画編集を本格的にするなら、覚えておきたい用語です。

cfr

固定フレームレートを「cfr」を呼びます。動画の最初から最後までフレームレートが一定で1秒間に30コマの場合、動画の最初から終わりまですべてのシーンで1秒間のフレームレートは30となります。

動きが多いシーンでも少ないシーンでも、1秒間で30のフレーム数は変わりません。

vfr

こちらは可変フレームレートのことで、動画それぞれのシーンでフレームの数が変わります。たとえばアクションの部分だけフレーム数を多くしておけば、動きがなめらかになるのです。

そして動きが少なめのシーンではフレーム数を少なくすることで、最初から終了まで一定のなめらかさで動画を再生できます。

動画の再生が目的の場合

ほとんどの動画再生ソフトがvfrに対応しているため、動画編集が目的でない場合はvfrを使用します。Bandicamのフレームレート設定で、vfrを利用してください。

動画の再生ではこの設定はかならず出てくるものなので、覚えておきましょう。

動画のファイルサイズと画質が違う

フレームレートとは、画像を切り換える速度ではなく、動画全体の平均値です。可変と固定のフレームレートがどちらもFPSだとファイルサイズは同じとなります。

しかしファイルは同じでも「vfr」 と「cfr」では画質は異なるので、やはり調整が必要になることがあるでしょう。

同じ画質でもvfrの方がファイルサイズは小さめとなります。

再生の互換性

よくある質問の中に「バランスのいいvfrを使わず、cfrへ変換することがあるのか」というものです。少しややこしいかもしれませんが、vfrファイルは再生がうまくできないことがあります。

さらに再生しても動画がカクカクになってしまうことも、しばしばあると報告があるのです。また再生するときに重くなることもあるので、場合によってはcfrへ変換します。

編集の互換性

vfr動画をcfrへ変換するだけで解決するのかというと、実はそうでもありません。可変と固定フレームレートは動画の仕組みが違うので、vfrからcfrへ変換する動画編集ソフトはほとんどないのです。

編集をする前にvfr動画なのかcfr動画かチェックする必要があります。

動画がvfrかcfrか判別するには

さきほどお話したようにどのファイルか判別するためには、専用のソフトを使って調べる必要があります。ここでは動画作成・編集をしている人がよく使っている「MediaInfo」というソフトの使い方を、解説していきましょう。

MediaInfoのダウンロード・インストール方法

ホームページhttps://mediaarea.net/ja/MediaInfo

公式サイトのダウンロードページからexeファイルのダウンロードを開始しましょう。

MediaInfoのダウンロード・インストール方法

ダウンロードボタンを押せば普通にダウンロードがスタートします。

MediaInfoのダウンロード・インストール方法

▼マークを押すとOSを選ぶことができ、その数もかなり多いものです。ここから日本ではWindowsかMac OSになるので、この段階でどちらか選んでください。

MediaInfoのダウンロード・インストール方法

ダウンロードはWindowsなら7、8、10の中から選びましょう。まだWindows11には対応していないので11をインストールしてしまった人は、このソフトが使えないかもしれません。

ダウンロードが完了したらexeファイルを開きます。次に使用する言語を決めますので「日本語」に設定してください。インストール先を決めたらインストールボタンを押しましょう。

MediaInfoのダウンロード・インストール方法

インストールが完了すると、「セットアップウィザードは完了しました」と表示されます。初回起動時は設定画面がでますがひとまず「OK」で問題ありません。

MediaInfoのダウンロード・インストール方法

インストールしたMediaInfoは任意で設定したフォルダに保管されます。

MediaInfoのダウンロード・インストール方法

MediaInfoの使い方や見方

調べたいファイルをクリックするとファイルが開きます。

MediaInfoの使い方や見方

MediaInfoを起動させた画面です。

MediaInfoの使い方や見方

調べたいファイルをドラッグとドロップでファイルを読み込み可能です。ファイルを読み込ませると「コンテナと全般情報」「ビデオ1」「プライマリ音声」が出ます。

MediaInfoの使い方や見方

この画面で動画の情報をざっくりと見られます。動画編集初心者の人には、何が書いてあるか分からない部分もあるでしょう。動画編集をしている人はこの段階である程度の動画の状態を、把握する人もいます。

さらに詳しい内容を見たい場合は、ソフトの上にある「表示」をクリックしてください。「テキスト」「HTML」などが出てくるので、自分で分かる表示形式を選びましょう。

読み込んだファイル情報の見方

読み込んだファイル情報の見方

全般には読み込んだファイルの多くのデータが表示されます。ちなみにオーバールビットレートは映像と音声を合わせたビットレートのことです。

読み込んだファイル情報の見方

画像の解析度や固定フレームレートが分かります。ここで固定フレームcfrが60fpsということが分かるため、vfr(可変フレーム)になっていると音ズレしていることが判明するのです。

そして音ズレをなおすためには、MediaInfo以外の別ツールが必要になります。

vfrをcfrに変換する方法

数少ないvfrをcfrに変換するツールで、HandBrakeというものがあります。公式サイトへアクセスし、ダウンロード→インストールしていきましょう。

インストールまで完了したら変換したい動画ファイルを、ドラッグとドロップで読み込ませてください。

vfrをcfrに変換する方法

動画ファイルの読み込みが完了したら、「ビデオ」タブを開いてください。

vfrをcfrに変換する方法

ビデオに切り替えたら「Constant Framerate」にチェックを入れます。「Quality」を1番右端まで移動させると無劣化設定が可能です。

vfrをcfrに変換する方法

出力先を決める流れはたいへん簡単で、「Browse」をクリックし保存場所を選びます。保存場所を決めたら「Start Encode」をクリックすると、出力します。変換前と変換後は一目瞭然です。変更後はちゃんとcfrファイルになっています。

vfrをcfrに変換する方法

「ファイル」→「環境設定」→「入力プラグインの設定」→L-SMASH Works File Readerから、DirectShow File Readerの設定を開いてください。

vfrをcfrに変換する方法

最後にL-SMASH Works File Readerの設定画面を開いて、「vfr→cfr」の項目にチェックを入れて数値を調節すれば完了です。

vfrをcfrに変換する方法

ここまでの作業は、初心者には難しいかもしれません。記事を見ながらでも「操作の仕方が分からない」という人は、操作に慣れている人と一緒に動かしてみると、わかりやすいでしょう。

最後の切り替えチェックにたどり着くまでの工程が、このようなツールを使ったことがないと長いので途中で諦めず頑張ってみてください。

音ズレをより改善する方法

動画作成をしているとかならずと言ってよいほど出てくる音ズレは、何度調整しても直らないと悩む人も多いのではないでしょうか。そこで音ズレを直す方法をお伝えします。

オーディオデータを追加する

まずは音ズレをさらによくするならAdobe Media Encoderが必要です。CC契約していればそのまま編集ができますが、それがない場合は7日間の無料体験に登録しましょう。

オーディオデータを追加する

無料ですべての機能を試せるため、音ズレ以外にも別ツールを使ってみましょう。とくにPhotoshopは画像作成をするうえで、誰もが知っている有名なツールなので、無料体験中にぜひお試しください。

動画作りを本格的にしていくうえでもAdobeは必須ツールとなるので、使いやすいようなら課金してみるのもよいでしょう。

動画形式を「H.264」にする

動画形式を「H.264」にする

タブを開き動画形式を「H.264」に変更します。出力ファイルがmp4になっていることを確認し、問題なければ音ズレがある程度改善されます。

ちなみにこの手順で編集ができると、スマホで撮影した動画ファイルもmp4に変換が可能です。

再生マークを押して動画を書き出す

最後に画面の右上に再生マークがあるので、動画を書き出しておきましょう。これをしておかないと、他の動画と判別がつかなくなってしまいます。ファイル形式、出力名、出力先をチェックしておきましょう。

出力先は動画データを保存する場所で、デスクトップやメモリなどを指定できます。分かりやすい場所を選んでください。

vfrやcfrを初心者には扱うのが難しい?

覚えてしまえば簡単なことですが、そこまでいくのに難しいと考えてしまうと簡易的な動画作成でストップしてしまうでしょう。画像作成より動画を作る方が編集する作業が増え、専門的なことも多くなります。

本格的に動画作成をするうえでvfrとcfrは、いずれは覚えるものだと思ってください。

短い動画よりも長時間の動画になれば、音ズレが増えてきます。将来的に動画配信や動画作成を仕事にしたい人には、基本なことでもあります。

まとめ

まとめ

動画作りをしていると音ズレの対策はしないといけません。それにはvfrとcfrは嫌でも出てくるワードです。またそれにともなって使うツールも増えるため、動画作りはじめての人にはすぐにマスターできるものではないでしょう。

簡単な動画作成からやっていけば、自然と専門的なことを覚えていきます。「いつの間にか覚えていた」なんてこともあるでしょう。クリエイティブのお仕事をしたい人はこの記事を参考にvfrとcfrの意味や、使用するツールを覚えて動画作りを楽しんでください。

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