2022年9月28日

現在、世の中にはさまざまな動画配信サービスが存在しています。サービスを利用するシチュエーションもさまざまだと思いますが、普段使っている端末だけでなく、別の端末でも動画を観られたらいいのに・・・」と考えたことはありませんか?そういった場合、DRMを解除しないと、お望みのデバイスで正常に再生できないケースがあります。

今回はDRMを解除して、自分の手元で自由に好きな端末で再生することができる、おすすめのフリーソフトを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

DRMとは?

DRMとは、Digital Rights Managementの略称です。日本語で言うとデジタル著作権管理と言い、特にデジタルコンテンツの著作権保護するために使われています。音楽や動画など、さまざまなプラットフォームで配信サービスが増えている中、海賊版等の不正コピーを販売し利益を出したり、無断で別のプラットフォームで配信したりといった犯罪が増えているのも事実です。

そういった犯罪からデジタルコンテンツを守るためにも、DRMは利用されるべきです。しかし、犯罪をせず正当な権利の下でコンテンツを消費しているユーザーにとってDRMは不都合なこともあるのです。

DRM解除ソフトを利用することでより便利に!


例えば、「iTunesで購入した映画を別の端末で観ることができたらいいのに・・・」と思ったことはありませんか?メインで使っている端末で再生してしまうと、電池を消費してしまうから別の端末を使いたい。頻繁に観たいからストリーミングのたびに通信しなくて済むように、「保存して何度もオフラインで観られるようにしたい。」こういった要望を叶えるためにDRM解除ソフトが存在しています。

かつてはApple社のような大企業も解除ソフトを開発していました。しかし、悪用するユーザーもいるため、著作権保護とユーザーの利益のバランスを取るのが難しいので、現在の更新は止まっています。DRM解除ソフトの利用については、基本的に自己責任になります。

 DRM解除ソフトを利用する際の注意点

前述したように、DRMの存在意義はコンテンツの著作権者の保護を目的に使われていますので、それを解除してなんでもして良いわけではありません。注意すべきポイントや確認すべき事項があるので、詳しく解説します。

DRM解除はそもそも違法なのか?

DRMには大きく分けて2つの分類があります。データの複製を防ぐコピー制御と、コンテンツの視聴そのものをさせないアクセス制御の2つです。 コピー制御のDRMを解除することは違法になります。一方で、アクセス制御のDRMを解除することは違法にはなりません。

また、アクセス制御を解除してデータを複製、リッピング(デジタルデータをそのままの形やイメージファイルとしてPCなどの端末に取込む行為、または取扱い可能なデータに変換し、保存すること)することも違法にあたります。ケースバイケースで違法になる行為であることを認識しておいてください。

必ず個人利用の範囲で利用すべし

著作権者がDRMを利用する目的の1つが、『違法コピーを販売する「海賊版」の流通を防ぐ』ためです。他人へ販売して、それで利益を出す行為は、著作権者の権利を侵害する行為であり、違法行為となります。また、販売だけでなく、動画サイトへのアップロードも違法行為です。デジタルコンテンツを他人が視聴できたり、保有させたりすると、明確な違法行為となりますので、DRM解除ソフトの利用は個人でコンテンツを消費する場合に限ってください。

DRM解除する動画の利用規約を確認しよう

DRM解除ソフトを利用する際には、必ず動画の配信サイトや各プラットフォームにおけるコンテンツの利用規約を確認するようにしましょう。今回いくつかのおすすめソフトを紹介しますが、利用した際に起こりえる事象などに付いて記載があることもあります。今後の法改正によっても、方針が変わることもありますが、まずは現行の利用規約にしたがってソフトの利用を検討しましょう。

今回紹介するソフトの利用も含め、DRM解除については自己責任となります。

無料で使えるDRM解除ソフトのおすすめ

注意点はもちろんありますが、個人利用する分には、DRM解除ソフトは非常に便利なものです。現在も使えるものを紹介しますが、使い道が限定的なものもあります。それぞれの特徴を確認して、自分にあったものを使ってみてください。

Requiem

「Requiem」は、iTunesのコンテンツのDRM解除ができるソフトウェアです。動画に限らず、音楽などのコンテンツに関してもDRM解除が可能です。 RequiemはそもそもiTunesを運営するApple社が開発したソフトです。開発元が一緒であるため、非常に使い勝手が良く、無料で使えることも強みです。

しかし、注意点もあります。更新がバージョン4.1で止まっており、新しいデバイスには対応していません。 Requiemを使いたい場合には、iTunesのバージョンを10.7および、それ以前のものにダウングレードするなどといった対応が必要になるケースがあります。そういった一定の手間はあるものの、 Mac・Windowsともに使用することが可能なので、一度試してみると良いでしょう。

ポイント

長所

  • 無料で利用できる
  • 動画に限らず、音楽などのコンテンツにも幅広く利用可能
  • Mac・Windowsどちらでも利用可能

短所

  • 現在は更新が止まっている
  • 対応できるiTunesのバージョンに限界がある
  • Javaのインストールも必要

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iTunes Converter Toolkit

現在、 Requiemの代替ソフトとしても広く知られ、注目を集めているのが「iTunes Converter Toolkit」です。 Requiemでは対応ができない最新のiTunesのバージョンとも互換性があります。さらにWindows10とMac10.9.5にも対応しているのも強みです。無料体験ができるので、この期間を上手に活用しましょう。

ポイント

長所

  • 無料体験期間がある
  • 動画に限らず、音楽などのコンテンツにも幅広く利用可能
  • Mac・Windowsどちらでも利用可能
  • 最新のiTunesとの互換性がある
  • iTunes M4V動画を汎用のMP4動画に変換可能
  • インターフェースの使い勝手が良い

短所

  • 無料期間が終わると料金がかかる
  • Requiemとは異なり、Apple社のソフトではない

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M4V Converter Plus

「M4V Converter Plus」も、iTunesで購入したコンテンツのDRM解除ができるソフトです。汎用性の高いMP4などのファイルに変換することで、お手元の好きなデバイスで動画コンテンツを楽しむことができます。 WindowsとMacOSの両方との互換性があることも強みと言えます。無料体験ができるので、まずは試しに使ってみるのはいかがでしょうか。

ポイント

長所

  • 無料体験期間がある
  • Mac・Windowsどちらでも利用可能
  • 高速変換可能で品質も高い
  • インターフェースの使い勝手が良い

短所

  • 無料期間が終わると料金がかかる
  • Requiemとは異なり、Apple社のソフトではない
  • 保護されている音楽コンテンツには対応できない

ダウンロードリンク

M4V Converter Plus

VideoSolo BD-DVD リッピング


「VideoSolo BD-DVDリッピング」は市販・レンタルされているDVDやブルーレイ(Blu-Ray)に対応しています。このソフトを利用することで、DVDやブルーレイのDRM解除ができ、MP4などといった汎用性の高い動画形式に変換できます。高音質で品質も落とさず変換できます。字幕や音声等のトラックに関しても保持しながら変換可能で、オンオフの切り替えができることも強みと言えるでしょう。さらに、変換後の動画の編集機能も付いているので、出力した動画をより自分好みのものにしたい際にもおすすめです。

ポイント

長所

  • 無料体験期間がある
  • Mac・Windowsどちらでも利用可能
  • 汎用性の高い動画形式に変更が可能
  • 高速変換可能で品質も維持したまま変換することができる
  • 字幕などのトラックも保持したままに変換でき、オンオフの切り替えも可能

短所

  • 無料期間が終わると料金がかかる
  • Mac・Windowsそれぞれのインターフェースで、使い勝手が多少異なる
  • Mac版では1種類の字幕出力にしか対応できない

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M4V Converter Plus

MacX HD Video Converter Pro for Windows(Mac)

「MacX HD Video Converter Pro for Windows」はWindowsで利用できるように開発されたソフトです。YouTubeやニコニコ動画などを代表するさまざまな動画共有サイトをから、動画をダウンロードできるのが強みです。変換は高速かつ、品質を落とさずに変換することができる上、その後に字幕の追加などができる編集機能もあるので、より好みの動画にすることもできます。無料で試すことができるので、まずはお試しください。

ポイント

長所

  • 無料体験期間がある
  • 汎用性の高い動画形式に変更が可能
  • 高速変換可能で品質も維持したまま変換することができる
  • 字幕などのトラックを編集機能で追加可能

短所

  • 無料版では機能に制限がある
  • Mac・Windowsそれぞれで多少使い勝手が異なる

ダウンロードリンク

MacX HD Video Converter Pro

まとめ

ここまで、DRMに解除に利用できるソフトの紹介や注意点に至るまで解説してきました。それぞれのソフトによって、対応できることや対応するデバイスも異なります。無料で利用できるものを紹介いたしましたので、ぜひ一度ご自身で使い勝手を試してみてください。編集機能が便利で、DRM解除だけでなく、編集ソフトとしても優秀なものがあるので、より自分が観たい動画にすることも可能です。今回の記事を参考に、あなたに合ったソフトを見つけてみてはいかがでしょうか。

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