2022年9月29日
DVD-R

DVDディスクを手にしたとき、どこに使えるのか迷う人は少なくありません。

ディスクの仕様については、そのカバーやパッケージから正確な情報を得ることができます。にもかかわらず、たとえDVDスタジオを運営し、常にディスクを扱っている人でも、DVDディスクのタイプと性質を見てすぐ分かるとは限りません。

DVD規格

原因というと、主に2点あります。

DVDの急速な発展段階では、主要な規格策定者は技術基準について完全な一致を見ていなかった。後ほどより高性能なDVDの仕様が徐々に登場したことと相まって、現在までに複数のDVD規格が市場に存在することになりました。

また、ユーザーがDVDディスクを使用する際、設定しないといけない項目も多いです。例えば、新しく購入したDVDディスクの初期化や録画モードの設定を行う必要があります。

それに比べて、DVDの進化版であるブルーレイBDは、性能、技術規格の統一性、使いやすさなどの面でDVDディスクより優れています。

しかし、今日に至るまで、DVDディスクは広く使われています。この記事は、使用時の問題を解消することを目指し、DVDの仕様や種類をできるだけ分かりやすくまとめています。

まず、一般的なDVDディスクの種類や性質の表記方法をご紹介します。

DVD規格と性質

DVDディスクの読書き能力を表示する「±」記号の違いと由来から

最初、仕様書の「-」を見たときは、単純にリンクマークだと思っていましたが、「+」という記号を発見したら、疑問がいっぱい湧いてきます。

実際、二つの記号の後ろに違う技術的な沿革があり、性能とパフォーマンスも異なります。

「DVD-R」はパイオニアが開発し1997年末に発売されたもので、「DVD+R」はソニーとフィリップスが開発し2002年に発売されました。「DVD-R」を唱えている会社にはパイオニア、東芝、日立、パナソニックがあり、「DVD+R」をサポートしているのはソニー、フィリップス、ヒューレット・パッカード(HP)、リコー、ヤマハという会社です。

「DVD-RW」を唱えているのはDVDフォーラム(DVD Forum)であり、「DVD+R」はDVD+RWアライアンス(DVD Alliance)と呼ばれる団体がサポートしています。サポートの業界団体が異なります。

現在、ほとんどの企業がDVD-RとDVD+Rの両方のフォーマットをサポートするハイブリッドDVDドライブを開発しているため、これらの技術を擁護していた様々な業界団体は、かつてほど必要ではなくなっています。

DVDディスク規格部分を詳しく解説

DVDディスク用途:データ用とビデオ用

用途で分けてDVDディスクには、ビデオ用データ用の2種類があり、両者は基本的には同じものです。

主な違いは、ビデオ用ディスクはまた録画用といい、主にテレビ番組の録画に特化して使用されるため、レコーダーのCPRM技術に合わせて作られているものです。ディスクの購入価格には、私的録音補償金が含まれており、著作権者への支払いにあてられています。

データDVDは、データを転送・保存するためのもので、使い方はUSBメモリーとは同じです。

ビデオ用ディスクは、データディスクとまったく同じように使うことができます。 一方、データDVDディスクは、DVD書き込みソフトウェアと組み合わせて、CPRMで保護されていない映像をディスクに書き込み、他の機器で再生・使用することができます。

読み書き能力の違い ROM、R、RW、RAM

ROM、R、RW、RAMは、DVDディスクの読み書き機能を表しています。また、上で述べたように、前から来る「+」「-」の記号は、技術的な基準や実際の性能が微妙に異なることを表しています。具体的な違いは、以下の表をご覧ください。

DVD-ROM読み込みのみが可能
DVD-R録画や記録をするのは一回のみ。DVDプレーヤーで再生する場合には、"ファイナライズ"を行う必要があります。
DVD+R録画や記録をするのは一回のみ。再生可能なDVDプレイヤーが多く、配布メディアとして適しています。
DVD-RW約 1,000回の書き込みや書き換えが可能な DVDです。DVDプレーヤーで再生する場合には、"ファイナライズ"を行う必要があります。
DVD+RW約 1,000回の書き込みや書き換えが可能な DVDです。DVDプレイヤーで再生できます。
DVD-RAWおよそ10万回の書き換えが可能です。対応できる機器は割合に少ないです。

SL、DL、XLの違いとDVD容量

DVDディスクの物理的な構成によっては、DVDディスクの片面に複数の層(肉眼では感知しにくい)が含まれていることがあり、層が多ければ多いほど、より多くのデータを保持することができます。

  • SL:Single Layer 1層  4.7GB容量
  • DL:Dual Layer 2層 8.5GB容量
  • XL:Extra Large(Tripple Layer 3層、Quad Layer 4層があります)

一般的に言うと、片面1層や片面2層DVDディスクが普通です。3層や4層のExtra Largeディスクは主にブルーレイディスクに見られます。

DVD取り扱い内容の詳細

DVD初期化時にDVDの使用モードを選択する

DVDを購入したら、その後の利用シーンに応じてDVDディスクのモードを決定する必要があります。これはまたディスクの初期化とも呼ばれます。

通常、初期化できるDVDモードにはVR、Video、AVCRECの3つがあります。

VRモード:DVDレコーダーがテレビ番組を録画する際に主に使用するモードです。ソニーブランドのレコーダーを例に挙げると、DVDレコーダーにディスクを挿入し、メニューを開き、「管理」「初期化」を選択し、モードをVRモードにするという方法です。レコーダーのメニューでは、ディスクが現在どのモードにあるかを確認できます。

CPRM保護機能付きのデジタルTV番組を録画する必要がある場合は、録画用のDVDディスクをこのモードで初期化する必要があります。

一部のブランドは特定のDVDディスクに対して初期化を省略させています。例えば、シャープのレコーダーでDVD-RWディスクを初回に使う場合、初期化をする必要はありません。

Videoモード:PCでDVDコピーを作成するソフトとは同じなモードで、コンテンツをディスクに書き込みます。 アナログテレビ番組のディスクへの書き込みや、ホームビデオなどの著作権保護されていない映像の書き込みに適しています。

レコーダーでビデオモードのディスクに映画を録画した後、そのディスクをファイナライズして、ディスクの内容を読むことができる他の機器(DVDプレーヤー、PCなど)で再生することができます。

AVRECモード:パナソニック、三菱のDVDレコーダーで採用されているDVD録画モードです。基本的にはVRモードと同じで、CPRM保護機能付きのデジタルテレビ番組を録画する際に使用します。VRモードとの主な違いは、より高品質な録画に対応できることです。

1. PCでDVDコピーソフトを使って映像をDVDディスクに焼き込む場合、わざわざDVDディスクのモードを選択する必要はありません。
2. ブルーレイディスクは何度も初期化することができますが、初期化のたびにディスク内にある過去のデータはすべて消去されます。

テレビ番組を録画した後にDVDをファイナライズ

ファイナライズは英語でfinalizeで、最後の仕上げという意味です。DVDレコーダーを使って番組を録画し、ディスクに書き込んだあと、他のデバイスで再生させるなら、ディスクに対して「ファイナライズ」の作業をする必要があります。「ファイナライズ」しないなら、録画のレコーダーを使ってDVDディスクにに対してデータの添削をさらに行ったり、再生したりできます。

DVDディスクがファイナライズされているかどうかを判断する方法は簡単です。DVDプレイヤーなどのDVDディスクを読み込める機器に入れてみればいいです。光学ドライブが長時間回転しても、機器に何も読み込まれず、データが検出されない場合は、基本的にディスクは「ファイナライズ」されていないと考えてよいでしょう。

録画済みのDVDディスクをDVDプレイヤー、PCなど他の機器で再生させるのは、ファイナライズ作業はあくまでも「必要条件」であり、「十分条件」ではありません。デジタル番組を録画したDVDディスクにおけるコンテンツにはCPRM保護が含まれたため、CPRM非対応のデバイスでは使用できません。

理論上、ディスク規格とモードを問わず、DVDレコーダーによる録画済みのディスクは全部、ファイナライズの処理をする必要がありますが、一部のブランドは特定のDVDディスクに対して初期化の手順を省略させることがあります。例えば、シャープのレコーダーで録画済みのDVD-RWディスクを手動でファイナライズする必要があるのに対して、ソニーレコーダーを使えば、DVD-RWに対してファイナライズ処理をする必要はありません。

まとめ

以上は規格と特性についてDVDの種類・仕様をまとめています。DVDディスクの取り扱いに問題がある場合は、上記のDVD 種類と照らし合わせて、適切でないディスクタイプを使用していないかどうかを確認することはおすすめです。

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