DVDからMP4までの変換を絶対に成功させるソフト(無料と有償)と使い方

  • 2021年9月29日
  • 2022年8月30日
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DVD動画をタブレットに取り込んで再生したいと思ったことはありませんか?DVDにある映像をMP4など一般の動画形式に変換する必要があります。MP4のような動画ファイルはより軽くて容量をあまりに食わない同時に、画質と音質両方とも優れています。ここでは具体的にどうDVDからMP4に変換すればいいか、絶対に成功できる方法についてまとめましたので参考にしてみてください。

完全無料のツールVidCoderでDVDをMP4に変換

DVDからMP4に変換するツールはいろいろとありますが、無料ソフトの方が手軽に使えるでしょう。中でも人気なのが、VidCoderです。ここではVidCoderでどのようにMP4に変換して保存すればいいのかについて紹介します。

VidCoderのメリット

  • DVDとBlu-Rayの両方に対応可能です。
  • ディスク、ISOファイル、DVD・BDフォルダーおよび動画形式が入力できる。
  • 高度な設定機能を有しています。
  • MP4やMKV形式にして出力できます。

VidCoderログ

VidCoderとはWindowsで活用できる動画変換のソフトで完全無料にて利用できます。DVDとブルーレイの両方とも入力可能です。動画ファイルについてはAVIやMP4、FLV、MKV、WMVなどの各種動画ファイルの入力がサポートです。出力可能な形式はMP4、M4V、MKVです。

またVidCoderというソフトの本質を言うと、一つのエンコードソフトです。エンコードの意味が解らない人もいるでしょう。動画を扱うにあたってたびたび出てくるワードなので覚えておきましょう。動画加工の世界では一連のルール(コーデック)に準じた圧縮や変換作業のことを言います。容量の大きいDVDデータ構造をMP4のような軽くて使いやすい動画形式にするのはまさにエンコードです。

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ファイル変換するにあたってH.264とH.265、MPEG-4、MPEG-2圧縮方式(コーデック)に対応しています。その他にVP8やVP9、Theoraも使えます。ただしこの3つの圧縮形式はMKVに変換するときだけに限られますので、注意しましょう。

VidCoderのDLとインストール

ここからは具体的にVidCoderをどう使うかについてみていきましょう。まずはソフトをインストールします。

VidCoderをDL

VidCoderのホームページにアクセスして、「Download(Installer)」というところをクリックしてください。あとは自動的にコンピューターの方で作業してくれます。何度か案内が出ますが、指示通りに作業すれば問題なくダウンロードできるはずです。

VidCoderにDVDやISOファイルを取り込む

ファイルを取り込む

インストールできたら、対象の動画を読み込んでいきます。メイン画面に「ここにビデオファイルかフォルダーをドラッグします」というところにドラッグ・アンド・ドロップしましょう。また「ソースを開く」というボタンをクリックして、対象のフォルダやファイルを選択する方法もあります。

エンコード設定をする

エンコードのプリセット

続いてエンコードの設定を行います。メイン画面上部に「エンコード設定」の所でドロップダウンメニューをクリックしてプリセットを開きましょう。基本的にはプリセットを使えば十分です。ドロップダウンメニュー、用途やデバイスなどの別で出力の形式を決めることができます。

MKVの形式で出力する場合、Matroska(mkvの正称)のカテゴリーで選びましょう。ほかの用途やデバイス別のカテゴリーではMP4としての出力が主です。また、コーデックについては一番よく使われているH.264を使うのが無難でしょう。次に、高精細の動画を格納できるH.265を使うのもおすすめです

「エンコード設定」をクリックすると、より詳しい設定項目が出てきます。ここではmp4やm4vのどっちにするかが選べます。

M4Vファイル形式は、Appleによって開発された動画コンテナー形式で、MP4形式とよく似ています。主な違いは、M4VファイルはDRMコピー保護によってオプションで保護される可能性があることです。とりあえず、Appleデバイスでの再生なら、m4aにしましょう。

また、様々な設定をしたあと、「名前を付けて保存」ボタンを利用してプリセットとして保存できます。

ほとんどの場合は上で紹介したエンコードのプリセットメニューを使えば無事で済ませることができます。

出力のタイトル、音声、字幕を設定

タイトル、音声、字幕

動画を読み込むことができたら、出力の内容に関する各種設定をしましょう。まずタイトルですがフォルダ名の右端に「タイトル」という項目があるはずです。変換するタイトルはプルダウンして対象のものを選択しましょう。一般では時間が最も長いタイトルを選ぶなら問題ないです。

音声はスピーカーのアイコンがあるはずなので、こちらをクリックします。そして出力したいトラックの部分にチェックを入れましょう。

字幕を多重化する機能も搭載されています。この場合吹き出しのアイコンがあるので、こちらをクリックしましょう。対象の字幕をクリックしてください。またアイコンのみっ側に「SRTファイルを読み込む」という項目があるはずです。こちらで字幕を追加することも可能なので、必要に応じて活用しましょう。

VidCoder キューイング機能

複数のものを順次に一括で変換することも可能です。その場合にはキューへの追加で対応できます。

出力先を決めてエンコードを開始

出力先を設定する

続いて出力先の設定です。最も下にある「出力先」という項目がメイン画面下部にあるはずです。そこにある「出力パスを選択」という部分を選びましょう。出力先を特定したうえで「フォルダーの選択」をクリックしましょう。出力先をここで変更できます。その場合には「参照」ボタンをクリックしましょう。

VidCoderの足りない所

VidCoderはかなり包括的な機能を持つDVD MP4変換のできるソフトですが、欠点も著しいです。

VidCoderの問題点

  • コピーガード付きのディスクならデータをMP4へ変換できない
  • 出力形式はMP4とMKVのみ、物足りない
  • 詳細設定には使用頻度が低くて分かりづらいものは一杯入っている
  • GUI画面は直感的ではなくて、使いこなせるのに時間がかかる
  • DVD・BDリッピング機能のみで、DVDやBDへの書き込みが不可

中では、とくにコピーガード解除機能は搭載されていないことが不便です。DVDの中にはコピーガードされているものも少なくないため、そのままやるとスキャン段階でエラーメッセージが出てしまいます。

その代わりに、様々DVD・BDのコピーガードを対処したり、ディスクデータと一般なマルチメディア形式の間で自由に変換したりできる定評のツールとしてのDVDFabがおすすめです。

有償ソフトDVDFabでDVDをMP4まで完璧に変換

dvdfab

DVDFabは有料ですが、VidCoderより機能が遥かに強くて使いやすいです。下記などのメリットがあります。

DVDFabのメリット

  • 同類のソフトが完全に匹敵できないほど、様々なコピーガードを無力化できる
  • MP4とMKVに加えAVI、FLV、MOV、WebM、WMVなど様々な動画形式を出力可能
  • 詳しい設定を行える同時に、設定への理解もしやすい
  • GUI画面は直感的で分かりやすい。見て使い方がすぐに分かる
  • DVD・BDリッピング、コピー、書き込み、作成、変換の機能が整っている

ではどのようにファイル変換すればいいかまとめましたので、初めて使用する際に参考にしてみてください。

DVD MP4変換に使うDVDFab12をDL

まずはDVDFabの公式サイトからダウンロードしましょう。「DVDFab」で検索するとダウンロードできるページがいくつか出てきます。こちらのソフトは有償ですが、無料体験版も配布されています。まずはお試し感覚で使用したければ、無料体験版をダウンロードするといいでしょう。

その後インストールガイドが画面上に表示されるはずです。その指示に従って手続きを進めましょう。問題なくインストールできれば、デスクトップにアイコンが表示されるはずです。こちらを起動しましょう。

DVD MP4へ変換するDVDVデータを取り込む

DVDファイルを取り込む

次にコピーしたい対象のDVDを取り込みましょう。ディスクトレイにディスクを入れれば自動的に読み込まれるはずです。ISOファイルを取り込みたいと思うのであれば、メイン画面の「+追加」というところをクリックして、対象のファイルを選択しましょう。

リッピングに切り替え、DVD MP4 変換の設定をする

メイン画面の上部に「リッピング」という項目があるでしょう。こちらはセットと出力設定、出力の3ステップで簡単にMP4に変換できるので初心者にはおすすめでしょう。DVDを認識したら基本情報が出てくるはずです。

出力のプリセットの入り口

ここでタイトル名の変更やチャプター、オーディオ、字幕などの設定も可能です。「ほかのタイトルを選択」の右にあるドロップダウンメニューを開いて「ほかのプロファイルを選択」をクリックすれば、出力の動画を形式または適用デバイスの別で細かく設定することが可能です。

詳細設定の入り口

さらに変更したい箇所があれば、右下のところにスパナのようなアイコンがあります(下方にあるスライダーを一番右までドラッグする必要があります)。こちらをクリックすると詳細設定のウィンドウが立ち上がります。変更したい項目を指定して、微調整を進めましょう。

出力の詳細設定

こちらにもスパナのようなアイコンがあります。こちらをクリックすると、詳細設定のウィンドウが出現します。解像度やエンコード方式、ビデオ画質、コーデック、チャンネルなどを設定できます。細かな調整をしたければ、こちらで数字などをいじりましょう。特にこだわりがなければ、そのままでかまいません。

出力先を設定してDVD MP4 変換を開始

出力元の設定が完了したら、メイン画面の下にフォルダのアイコンがあるはずです。こちらをクリックすると、保存先の設定が可能です。デフォルトでは「DVDFab」フォルダになっているでしょう。別にそのままでかまいません。しかしもっと別のフォルダで保存したいと思うのであれば、そのフォルダ名を指定してこちらで保存しましょう。

進捗を確認

全ての準備が完了したところで、画面右下に「開始」ボタンがあるはずです。この部分をクリックしましょう。するとタスクキューマネージャというウィンドウが開きます。DVDのリッピングが開始されたことになります。こちらのウィンドウで今どのような状況なのか、進捗経過が掲載されます。エンコードはそんなスピーディに完了するような作業ではありません。しばらく時間がかかりますので、そのまま待機しましょう。しばらくすると「プロセスが完了しました!」というメッセージが表示されるはずです。これでリッピングは完了です。

まとめ

DVDをダビングして、タブレット端末で視聴したいと思うこともあるでしょう。そんな時にはそれほど容量もかさばらずに美しい画質や音質のままで保存できるMP4ファイル形式で読み込むといいです。今回紹介したVidCoderやDVDFabを使用すれば、DVD作品をMP4形式に簡単に変換できます。いずれもそれほど難しい作業ではありません。VidCoderであれば、完全無料で使用できます。まずはこちらを使ってみるといいでしょう。コピーできないディスクであれば、DVDFabを使用すればいいでしょう。こちらも無料お試し版がありますので、こちらから利用して使い心地をチェックしてみませんか?

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