2022年9月28日
avcrec録画したDVDを再生する方法とは?対応できる機種やソフトウエアをご紹介

デジタル放送の番組をハイビジョン画質で記録できるAVREC方式。画質にこだわりたい方にとっては、ハイビジョン画質は魅力的です。そんなavcrec方式の録画のDVDを再生するには、対応できる機種やソフトウエアが必要です。この記事では、そんな機種やソフトウエア、無料でリッピングできる方法、再生の注意点をご紹介します。

avrecは動画を従来のDVDに録画するフォーマット

avcrecとは、ブルーレイディスク技術を利用したDVD録画のフォーマットの一種です。ハイビジョン動画を従来のDVDに録画する際に使います。そんなavcrecについて、DVD作成可能なこと、avcrec方式など基本的なこと、VR方式、Video方式との違いを説明します。

avcrecのDVDを作成できる

一般的なDVDディスクであっても、ハイビジョン動画が入っているavcrecのDVDを作成することができます。作業のやり方はそんなに難しくなく、むしろ簡単です。

こうしたavcrecのDVDは、他の一般的なDVDと見た目は変わりません。そのため、区別しておかないと、どちらがavcrecのDVDであるかわからなくなってしまうので要注意です。しかし、他の一般的なDVDと同じ環境で再生することは不可能です。ディスクが認識しない、再生できないといった不具合が発生したり、DVDが取り出せない状態になったりします。

avcrec形式DVD再生に必要なのはavcrec方式に対応できるもの

では、上記のような不具合を起こすことなく、avcrec形式DVDを再生するには、どうしたらよいか説明します。それには、avcrec方式に対応した機種のDVDレコーダーや液晶テレビ、パソコンや再生ソフトウエアが必要です。因みにavcrec方式は、H.264/MPEG-4 AVCとなっています。

また、デジタル放送録画のavcrec形式DVDであれば、さらに必要なものがあるので、以下に挙げます。

  • CPRM対応のグラフィックカード
  • CPRM対応のディスプレイ
  • CPRM対応のDVIケーブル、HDMIケーブルといったディスプレイケーブル

VR方式、Video方式との違い

avcrec方式とVR方式、Video方式の違いについて説明します。VR方式とのおおまかな違いは画質です。VR方式はハイビジョン録画も可能ですが、avcrec方式に比べますと画質が落ちます。また、VR方式非対応のDVDプレーヤーでの再生は不可能です。

Video方式との違いは、録画目的ではなく、映像ソフトや市販DVDに使われる記録方式という点です。この方式は、テレビ番組の録画には向かず、記録された画像の再編集もできません。ただ、すべてのDVDプレーヤーで見られること、字幕のオンオフ機能、複数言語の収録、高度なメニュー画面などはメリットです。

avcrecに対応できる機種・ソフトウエア

では、avcrec形式DVDに対応できるDVDレコーダーなどの機種やソフトウェアをご紹介します。パナソニック「ブルーレイDIGA」、三菱電機「REAL」、富士通「FMVシリーズ」、CyberLink「PowerDVD 9」

です。それぞれの特徴を記述します。

パナソニック「ブルーレイDIGA」

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パナソニック「ブルーレイDIGA」は、チャンネル録画に優れ、指定したすべての番組を自動録画したり一時保存したりできます。見たい番組を取り逃して悔しい思いをすることはありません。また、容量がいっぱいになると、自動的に上書き消去するので、容量不足で予約できないこともなく便利です。

さらに新4K衛生放送を楽しめ、4Kインターネット動画にも対応しています。たとえば、「Netflix(ネットフリックス)」、「Amazon Prime Video」、「dTV」、「デジタル・コンサートホール」など。映像にこだわりたい方におすすめです。

三菱電機「REAL」

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三菱電機「REAL」は液晶テレビです。新4K衛星放送チューナー内蔵、DIATONE NCVスピーカー搭載で措置付けハードディスク対応。薄さが約8mmとスタイリッシュな外見の高音質・高画質テレビです。

テレビ1台でさまざまなことに対応できて便利。2TBのハードディスク、Ultra HDブルートレイ再生対応のブルーレイレコーダーが内蔵されています。

富士通「FMVシリーズ」

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富士通「FMVシリーズ」は、家庭内で使用できたり、モバイルとして使用できたりする便利な商品です。デザインにこだわったモデルFMV-LIFEBOOK AHシリーズや持ち運びに最適のSH、ノートパソコンにもダブレットにも使えるGHなどが存在します。

一番一般的なモデルとされるAH53/Xは、ブルーレイドライブ機能が採用され、動画編集もできます。このように、一般的モデルでも十分な機能が備わっています。

CyberLink「PowerDVD 9」

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CyberLink「PowerDVD 9」は、動画再生ソフトです。8Kの超高画質での動画再生ができますので、画像にこだわりたい方におすすめ。

ファイル形式にも幅広く対応しています。8Kのみでなく4K、HDR 10 映像にも対応できるので、ホームシアター体験も可能です。その他には、HEVC、AVC、XAVC-S の高精細映像といったファイル形式にも利用できます。

その他のパソコンで再生する場合に必要な再生ソフト

上記のCyberLink「PowerDVD Ultraシリーズ」の一つ「PowerDVD 9」の他にCorel社の「WinDVD Proシリーズ」があります。こういった再生ソフトはこれだけしかないため、どちらかを選ぶことになります。どちらも有料ソフトです。機能が多く高額なのは、「PowerDVD Ultraシリーズ」、価格の安さで選びたいのであれば、「WinDVD Proシリーズ」でしょう。

無料でavcrec形式DVDを再生する方法

上記でご紹介したDVDプレーヤーなどは、どれも優れた機能を搭載していますが、それだけにお値段は高額です。たとえ高額であっても、画質などにこだわりたい方には適した商品ですが、それほどのこだわりはなく、録画再生できれば良いという方におすすめなのは、パソコンにデータを取り込むリッピングを行い、aviやmp4といった別の動画形式に変換する作業です。

こうした作業を無料で行えるのは、DVDFab Passkey for DVDです。ここからは、このソフトを利用したリッピングをご紹介します。

ダウンロードとインストール

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まずはDVDFab Passkey for DVDのホームページから、最新版を無料ダウンロードし、インストールします。

ホームページhttps://ja.dvdfab.cn/download.htm

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インストールはうまくいかない場合は、DVDFab Passkeyソフトウエアのアンインストールを行います。やり方は「コントロールパネル」の「プログラムの追加/削除」機能を使用してください。

次にマイコンピューターを開きます。そして下記のインストール先をチェックしましょう。

c:\Program FilesまたはDVDFab Passkey

仮に削除できなければ、手動で削除作業→再起動という流れです。その後、下記から最新バージョンをダウンロードします。

ホームページhttp://ja.dvdfab.cn/download.htm

DVDFab Passkeyを起動させたら、認証をクリックしてください。登録したメールアドレス、パスワードの入力を済ませます。これで認証は完了です。

そして「起動する」をクリックしますが、試用する方は認証をクリックしないで進めてください。下記のようにタスクバーが最小化されます。

avcrec録画したDVDを再生する方法とは?対応できる機種やソフトウエアをご紹介

DVDの読み込み作業

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読み込み作業は、自動的なディスクの検出によってなされます。以下の流れでOKをクリックします。

リージョンコード画面→DVDディスクのリージョンコード指定→OK

再度表示してほしくない方は、チェックボックス「再度表示しない」というところをチェックしましょう。表示がなくなります。

avcrec録画したDVDを再生する方法とは?対応できる機種やソフトウエアをご紹介

読み込みの後は、コピーガードが解除されたことを確認します。

設定→情報場面にある□部分が緑になる→コピーガード解除完了

このようになったら、ドライブ名称をクリックしますと、DVDFab Passkeyで削除されたDVDコピーガード情報もチェックできます。

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DVDのリッピング

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今度はリッピングについて説明します。設定画面を閉じたら、DVDFab Passkeyのアイコンを右クリックします。このアイコンは、タスクバーの右側下部分にあるはずです。そして、上記にある「ハードディスクにリッピング」「イメージファイルにリッピング」のどちらかを選んでください。

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仮にハードディスクの方を選んだとします。そうしますと、「ソース」に表示されるのは、DVDソースのタイトルです。ターゲット部分の右側にある「・・・」をクリックしたら、出力ファイル保存先を選んでてください。その後「リッピング」をクリックするとリッピング完了です。

avcrec方式DVDを再生する際の注意

avcrec方式DVD再生の際には、注意事項もあります。まずはプレーヤーといった機器の他にも専用周辺機器が必要なことです。また、パソコンを用いる再生の場合はavcrec方式対応の再生ソフトの他に周辺環境やモニタなどが必要なこと。そして、著作権侵害にならない対応が求められていることです。1つずつ解説します。

プレーヤーの他に専用周辺機器が必要

avcrec方式DVD再生の際は、上記でご紹介しましたDVDプレーヤーなどの他に、専用周辺機器も必要になります。以下に挙げますので、プレーヤー再生を検討されている方は、こういった機器をご用意ください。

  • DVIケーブルやHDMIケーブルのようなHDCP対応ディスプレイケーブル

パソコン再生のケースでavcrec方式に対応できるDVD再生ソフト以外に必要なものは以下です。

  • HDCP対応モニタ
  • ブルーレイドライブ
  • インターネット可能な環境

このようにavcrec方式DVD再生の場合は、※HDCP対応のケーブルやモニタが必要です。きちんと確認して購入するようにしましょう。

※HDCP対応:ハイビジョン放送特有であるデジタルコンテンツの不正コピー防止ができる機器です。仮にHDCP対応ではない機器を利用したとしますと、avcrec方式DVD再生に不具合をきたすことが考えられます。たとえば、画質が悪い、画面を見られないなど。

著作権侵害にならないように

DVDに録画した番組などは、個人で楽しむのであれば、著作権侵害にはなりません。しかし、他人に渡す、売却するといった行為をしますと、著作権保護法の違反となり、罪に問われることもあります。

そのようなことにならぬように、録画したDVDは個人や家族のみでお楽しみください。

まとめ

ハイビジョン録画ができるavcrec方式DVDの再生は、対応できる機種やソフトウエアが限られています。今回はパナソニック「ブルーレイDIGA」、三菱電機「REAL」、富士通「FMVシリーズ」、CyberLink「PowerDVD 9」の特徴をご紹介しました。ソフトウェアは他にも「WinDVD Proシリーズ」もあります。しかし、こういった商品は高額なので、それほど画質にこだわらない方は、リッピングでaviやmp4といった別の動画形式に変換することも可能です。その際は、無料でダウンロードできるDVDFab Passkey for DVDをインストールします。

また、注意点として挙げられるのは、avcrec方式DVDの再生の際は対応機器の他に周辺機器も必要なことです。HDCP対応の物を用意するようにしましょう。その他、著作権保護法に違反しなうように、録画したDVDは個人で楽しむのみの利用を心掛けてください。

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