2022年9月29日
デジタル放送とDVDコピーの関係は?

地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送は、いずれもデジタルテレビ信号です。 テレビ番組の放送に使われている信号について、アナログ信号からデジタル信号への移行が全国での実施がすでに完成されています。

テレビ番組を録画することは、DVDやBDの主な用途の一つです。 テレビ信号の種類を理解するうえで、ディスクの種類をよりよく理解し、使用するディスクを正確に選択することができます。

ディスクの仕様や使い方に関する追加情報として、この記事ではテレビ信号の背景知識を解説しています。

アナログ信号を振り返り、デジタル信号の優位性を説明

アナログ信号使用の時代

アナログ放送停止

アナログ放送とは、デジタル放送とは異なり、アナログ信号を用いてテレビ番組を放送する方法です。1950年代から1960年代後半にかけて開発されたこの技術として、先進国を中心としたデジタル放送への移行に伴い、1990年代後半から徐々に衰退していきました。日本では、2012年3月31日にデジタル放送への完全移行が行われました。

数は少ないが、アナログ信号にしか対応していない古いテレビもまだあるはずですが、デジタル放送を利用する場合は、専用のチューナーを使ってデジタル信号をアナログに変換すれば視聴することができます。

デジタル信号再生のメリット

デジタル信号そのものの利点

デジタル回路は、アナログ回路に比べて小型化、低消費電力化が可能です。

アナログ信号は劣化しやすい。デジタル信号は劣化しにくい。

デジタル放送リモコン

デジタル信号のテレビ番組の利点

アナログ画質(標準画質)の35万画素の6倍となる200万画素のHD放送を送信することができます。高画質に加え、音質もアナログ放送より優れています。

データ放送機能が付いており、テレビ番組に加えて、時事ニュース、緊急警報、気象情報、番組情報などをリアルタイムに配信することができます。

多チャンネルの同時放送が可能です。例えば、スポーツイベントが延長され、予定された放送時間内に終了しなかった場合、次の番組をメインチャンネルで放送しながら、延長された番組をサブチャンネルで同時に放送することができます。

クイズ番組に参加できるなど、双方向のインタラクティブな機能が備えています。

多言語音声、字幕、話速切り替えなどの便利な機能もデジタル放送で実現しています。

デジタル信号の種類

地上デジタル放送とは何ですか?

地デジ原理

地上デジタル放送は略して「地デジ」です。「地上」は「地上波」の略で、地球上で放送されている電波のことで、「衛星波」と対義語として使われています。後述するBSデジタルとCSデジタルの両信号も、いずれも衛星波・衛星放送の範疇に属します。

BS放送・CS放送というデジタル放送とは

衛星波デジタル番組

BSデジタル放送とCSデジタル放送は、衛星電波によるテレビ放送です。

当初は、離島や山間部などの人口の少ない地域から視聴困難を解消することを目的としていたが、その後、地上波放送では提供できない専門性の高い番組を提供することでチャンネル数を増やす方針に変わりました。

BSはBroadcasting Satellite(放送衛星)、CSはCommunication Satellite(通信衛星)の略です。BSデジタルとCSデジタルに分かれたのは、違う衛星放送の利用制度の違いによるものです。

デジタル配信における著作権保護とDVD・BD録画への影響

著作権を保護するために、デジタル信号で放送されるテレビ番組には暗号化による保護が施されており、2004年4月5日から実施されています。 具体的には、テレビ番組をDVD/BDレコーダーで録画する場合、ほとんどの番組は1回しか録画できません。 これは「コピーワンス」とも呼ばれます。

また、テレビ番組を録画する場合は、CPRM著作権保護技術を搭載したDVD/BDレコーダーを使用しないと、テレビ番組の録画、コピー、転送ができません。

アナログテレビ信号の時代には、CPRMによる著作権保護がなく、テレビ番組をDVDレコーダーに録画したり、ディスクに焼いたりすることが、デジタルテレビの時代よりもはるかに簡単でした。

コピーワンス

「コピーワンス」という著作権保護はあまりにも不便であり、批判も多かったため、後ほど総務省などが介入するおかげで、「コピーワンス」は同じ番組を「9回コピーして1回ムーブする」ルールとなり、「ダビング10」とも呼ばれ、2008年6月に実施されました。

「コピーワンス」の保護ルールを採用しているテレビ番組と同様に、「ダビング10」の番組を録画できるDVDレコーダーやBDレコーダーにもCPRM技術の搭載が必要です。

ダビング10

2021年時点では、「コピーワンス」と「ダビング10」という著作権保護ルールの両方を用いたテレビ番組が同時に存在します。DVDレコーダーやBDレコーダーに番組を録画する際、テレビ番組はどのような保護機能がついているのか一目瞭然ではない場合なら、基本的には以下のように区別すればいいです。

  • 地デジ放送やBSデジタル放送、NHK、無料BS民放放送は 「ダビング10」 です。
  • WOWOWやスカパー等の有料契約放送はすべてコピーワンスです。
  • 2008年7月の前、ダビング10の実施が始まった前の番組とレコーダーはすべて「コピーワンス」です。

デジタルテレビ番組の録画に必要なディスクの種類

DVD/BDレコーダーでデジタルTV番組をディスクに焼くには、以下のディスクが必要です。

  • ブルーレイディスク:書き込み機能付きブルーレイディスク
  • DVDディスク:CPRM、VRモードに対応し、書き込みが可能なDVDディスク。

以上に加えて、2008年7月以降に発売された新しいCPRM技術に対応したレコーダーである必要があります。

ブルーレイディスクの要件はもっとシンプルで、書き込みに対応していればいいのです。

一方、DVDディスクは少し注意が必要です。 まず、購入時にCPRMに対応し、書き込みが可能なDVDディスクを選ぶ必要があります。また、新しく購入したDVDディスクは初期化させるモード、VR(Video Record)モードに設定する必要があります。

デジタル放送の番組を録画するにあたり、一部のブランドのレコーダーはVRモードに加え、AVCRECというDVD初期化のモードも提供しています。VRモードとはほぼ同じですが、ハイビジョンの画質がサポートです。

初期化の手順はそれほど複雑ではなく、ディスクをレコーダーに入れ、メニューの中から初期化機能を見つけて「開始」を選択するだけです。 ただし、DVDディスクのモードは、初期化の時に1回しか選択できないので注意が必要です。

最後

この記事では、テレビ信号の背景知識を簡単におさらいしました。関連知識はまだまだたくさんあるので、詳しく説明を広げてはいません。主な目的は、ディスクの種類や使い方、由来などの理解上、DVDを愛用される皆さんのお役に立てばと思います。もし、情報が不十分な場合は、ぜひコメント欄でご共有いただければと思います。

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