自分で歌詞動画を作ってみよう スマホやパソコンでできる歌詞動画の作り方

  • 2021年11月30日
  • 2022年8月30日
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歌詞動画というジャンルをご存知でしょうか?

TikTokなどの動画共有サイトで曲に合わせて映像と歌詞をつけた動画が人気です。

ただ歌詞を表示させるのではなく、曲の雰囲気に合わせてカッコよくしたり可愛くしたりという工夫を凝らしていて、見ていてとても楽しい動画です。

そんな歌詞動画を初心者でもスマホやパソコンで作ることができます。

歌詞動画を作るためのアプリやソフト、使用方法を見ていきましょう。

1.そもそも歌詞動画とは何か

歌詞動画と一言で言っても、作る目的が大きく2種類にわかれます。

どちらも誰かを思って制作されているものですが、その対象が違ってきます。

ミュージックビデオのような作品で推しを応援する

自分が好きなアーティストや曲に対して、色んな人に知ってほしいという意味で自分の価値観を加えた作品を作り、応援するというタイプの歌詞動画です。

歌詞を表示するビデオなので、リリックビデオとも言います。

背景の画像や映像にもこだわった歌詞動画で、見た人に興味を持ってもらう、推しの曲の良さを知ってもらうという応援の意味合いで作られます。

友人や恋人へのサプライズメッセージとして

サプライズのメッセージを込めた歌詞動画を作って友人や恋人へのプレゼントとして動画を作る人もいます。

TikTokやYouTubeに投稿、または相手に直接作った動画を贈ることも多いです。

相手の好きな曲に合わせて自分のスマホなどで撮った動画や写真を組み合わせた歌詞動画を作ることで、思い出の詰まった唯一無二の動画となります。

スマホで動画を作ることができるので、プレゼントの1つとしてメッセージを込めた歌詞動画を作る人も増えています。

・初心者でも歌詞動画が作れる

このように歌詞動画を作る人は、誰かに伝えたい思いを作品として作り上げて動画共有サイトに投稿したりプレゼントしたりしています。

そして、歌詞動画を作る人達は、決してプロの動画製作者ではありません。

むしろ、若い人達がスマホで試行錯誤しながら作っている作品が多いです。

動画を作ったことがない初心者でも歌詞動画を作ることができるのは、歌詞動画を作ることができるアプリやソフトが充実してきたからです。

歌詞動画を作ってみたいという気持ちがあれば、すぐにでも動画作成を始めることができます。

2.スマホで歌詞動画を作る方法

パソコンなどの機材がなくても、スマホのアプリで高品質な動画を作ることができます。

歌詞動画を作るために便利なアプリを5つ紹介します。

CapCut

CapCutはスマホだけで本格的な動画編集ができる、初心者でも上級者でも満足できるアプリです。

チュートリアルは動画で見ることができるので、基本操作がすぐに覚えられます。

動画を作りやすいように用意されているテンプレートもたくさんあるので、動画編集をやったことがない人でも取り掛かりやすいです。

テキストを入れることはもちろん、色味の調整や豊富なエフェクト、動画の雰囲気を出すフィルターなど無料のアプリとは思えないほどの機能があります。

直感的に操作がしやすいように機能が配置されていて、初心者でも楽しく動画編集をすることができます。

ミュージックビデオ風のカッコイイ編集から、プレゼント用に可愛くアレンジした歌詞動画まで自由自在です。

InShot

InShotはTikTokやYouTubeに投稿している多くの人が使用する人気のアプリです。

動画編集の基本的な操作は無料版でも整っているので、十分に高品質な動画が作れます。

InShotは各SNSに投稿が簡単にできる機能があり、InstagramやFacebookにも投稿ができます。

また、できた動画を保存する時は解像度、フレームレート、形式が変更できるので、画質にこだわった綺麗な動画を作ることが可能です。

InShotには動くスタンプやテキストの雰囲気を変えるフォントが豊富なため、他の歌詞動画とは一味違った雰囲気に仕上げてみると注目を集めます。

MixChannel

略してミクチャと親しまれているこのアプリは、SNSの要素が強めの動画編集アプリです。

ミクチャの大きな特徴として音源の数が豊富、アフレコ機能があることで、好きな曲を自分で歌った動画で歌詞動画を作ることができます。

作った動画をミクチャに投稿することで、動画を通じてコミュニケーションを撮ることができます。

歌詞動画を作る際に不便な点として、テキストを入れることはできません。

編集やフィルターの追加はできるのですが、歌詞を入れたい場合には文字を追加するための別のアプリを使う必要があります。

BeeCut

BeeCutは初心者でも簡単に切り替え効果や文字が浮き出る効果などの、目を引く演出を入れることができるアプリです。

歌詞動画を作るために動画を編集したり画像を複数使ってスライドショーを作ったり、自分がやりたいと思っている演出を思い通りにできます。

iPhoneとAndroidの両方に対応しているだけでなく、WindowsとMacでも使えるパソコン用のソフトもあります。

スマホアプリよりもパソコン版のほうが使える機能が多いため、さらに凝った動画を作りたいと思ったらBeeCutのパソコン版がおすすめです。

VivaVideo

VivaVideoはYouTubeでも使える著作権フリーの効果音が豊富な動画編集アプリです。

フィルター、切り替え効果、動画に入れる吹き出しなど素材が豊富なのが特徴です。

動画編集をするための基本的な機能は揃っているため、直感的な操作で動画を作ることができます。

可愛い歌詞動画を簡単に作りたいならVivaVideoがおすすめです。

3.スマホで歌詞動画を作る場合の例

具体的にスマホで歌詞動画を作る場合、どのように操作をすればいいのでしょうか?

人気アプリのCapCutを例にして、操作を確認してみましょう。

他のアプリでの名称は多少違っても、基本的な操作はほぼ同じです。

ポイント

1.新しいプロジェクトを選択して、歌詞動画を作るために使用したい動画、または写真を選びます。

2.オーディオを選択して、動画に使用したい楽曲を追加します。効果音、アフレコの追加する場合もここからです。

3.動画に使わない部分を編集でカットします。

4.テキストを選択して、文字(歌詞)を入れます。色、フォント、アニメーションなど自由に操作ができるので、自分の理想になるように編集しましょう。

5.すべての操作が終わったら右上のボタンを押して保存します。そのまま各SNSへ共有もできます。

以上の操作で歌詞動画が出来上がります。

テキストを入れる作業は一番時間がかかりますが、動画の雰囲気を決める重要なところです。

どのような歌詞動画に仕上げたいかを決めて、自分の思い描いた動画になるように頑張って編集しましょう。

4.パソコンで作る方法

スマホで手軽に歌詞動画を作ることもできますが、もっと凝った編集がしたい、大きな画面で編集したいと思ったらパソコンで作るのがおすすめです。

パソコンで歌詞動画を作るためにおすすめのソフトを3つ紹介します。

ApowerEdit

ApowerEditは豊富なオンライン素材で、自由自在な世界観の歌詞動画を作ることができるソフトです。

歌詞動画に使いたいフォントやエフェクトをネット上で追加することにより、魅力的な動画を作り出すことができます。

素材が多いとどれを使ったらいいか迷ってしまいそうですが、動画にどのような効果が入るのかひと目で確認することができるので、理想の動画をイメージしやすいです。

PowerDirector 365

PowerDirector 365は本格的な編集機能を備えた動画編集ソフトです。

無料版を使うことができますが、より機能の多い1ヶ月の有料プランを選ぶこともできるのでコストパフォーマンスが高いです。

直感的に操作がしやすいソフトで、プロのような動画を仕上げることができます。

ミュージックビデオのような歌詞動画を作りたいならおすすめのソフトです。

AviUtl

Windowsで動画を編集する人には馴染み深い、有名な無料の動画編集ソフトです。

人気の理由は昔からあるにも関わらずアップデートされていて、拡張プラグインにより使える機能が増やせるからです。

自分が動画を編集するときに必要な機能だけを増やすことができます。

文字入れは普通にできますが、動画に効果を入れるその他の機能を使うための操作が初心者には難しいので、操作をしながら慣れていく必要があります。

5.パソコンで歌詞動画を作る場合の例

パソコンではスマホよりも広い画面で見やすく、とても編集がやりやすくなります。

しかし、スマホアプリよりも機能が多くなる分操作が複雑になります。

動画に使う素材を入れる、編集する、文字を入れるという、歌詞動画を作るためにやること自体は変わりません。

ApowerEditを例に、操作を確認してみましょう。

ポイント

1.トップ画面のインポートから歌詞動画を作るための素材(動画、画像、楽曲)を読み込みます。

2.インポートした素材を下部のタイムラインに入れていきます。

3.左にある「T」はテキストです。テキストを入力して表示させたいタイムラインにドラッグして入れていきます。

4.フィルターやオーバーレイなどで動画に効果を入れます。

5.上部の出力をクリックして、ビデオファイルとして出力すれば動画の完成です。そのまま各プラットフォームへ共有することもできます。

以上の操作がパソコンでの歌詞動画の作り方です。

正直スマホアプリよりも操作は多くなりますが、ミュージックビデオのような完成度の高い歌詞動画をつくるならパソコンのほうがおすすめです。

自分の納得のいく作品に仕上がるように、動画を作りながら操作に慣れていきましょう。

まとめ

動画編集はプロがやるもの、大変なものというイメージがありますが、初心者でもスマホアプリで簡単に動画を作ることができる環境が整っています。

歌詞動画は見ている人を楽しませる、プレゼントした相手を喜ばせるのに最適なものです。

ぜひアプリやソフトをダウンロードして、自分でも歌詞動画を作ってみましょう。

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