CPRM decrypterの使い方!ダウンロードや代替ソフト

  • 2022年1月28日
  • 2022年8月29日
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CPRM解除ソフトのCPRM decrypterは、パソコンでCPRM付きコンテンツを再生する際に役立ちます。この記事では、そんなCPRM decrypterはどんなソフトであるか詳しく説明します。そして、その使い方として、ダウンロードから立上げ・解除後のファイル、代替ソフトまでを解説します。

CPRM decrypter(シーピーアールエム・デクリプター)はCPRM解除ソフト

CPRM decrypterはCPRM解除ソフトです。ここでは、最初にCPRMの意味を説明します。その後、CPRM decrypterの動作環境や機能をご紹介します。こうしたシステムを理解したのちにCPRM decrypterの使い方を覚えるとわかりやすいです。

CPRMはコピー制御方式

CPRMとは「Content Protection for Recordable Media」の略で、著作権保護のためのコピー制御方式を意味します。それは、だれでも気軽にデジタル番組の録画ができないようにするシステムです。

仮にこうした防御策がないと、デジタル番組の録画が広まり、番組の著作権料がテレビ局などの制作側に入らなくなってしまいます。制作側としては、著作料としての利益を得られなくなるなので、避けたい事態です。

CPRM解除という使い方をするソフトCPRM decrypterが必要になった

2004年にCPRMのシステムができたために、DVDの使い方が変わり、デジタル番組の録画は、このCPRMに対応するDVDでしかできなくなりました。CPRM対応のDVDは、録画用DVD-RAM、録画用DVD-RW、CPRM対応DVD-Rなどが存在します。

CPRM対応ではないDVDでデジタル放送を録画したい場合は、CPRM解除という使い方をするソフトが必要になりました。CPRM decrypterはそんなソフトです。使い方は簡単で、インストールする必要はなくダウンロードして利用します。

CPRM decrypterの動作環境や機能

CPRM解除という使い方をするCPRM decrypterの動作環境や機能などは以下です。

  • 動作環境:Windows
  • 入力モード:DVDディスク、ブルーレイ
  • 出力プロファイル:拡張子.vro
  • スピード:20分
  • 品質:高画質、高品質
  • 特長:初心者でもできる簡単な使い方のソフト

HCPRM decrypterの使い方

設定画面

ここからはCPRM decrypterの使い方をダウンロードから、追って説明します。まずダウンロードできるページにアクセスしたら、簡単にダウンロードできます。ダウンロードしたらソフトを立ち上げて、CPRMを解除するといった使い方です。

まずはCPRM decrypterダウンロードのページへ

まずは、CPRM decrypterをダウンロードできるページにアクセスします。こちらのページで無料ダウンロードできます。

このページの指示通りにダウンロードしましょう。ここのページは、The Free & Freeというページで、以下のようになっています。指示通りの作業を行えば、ダウンロードは簡単です。

設定画面

利用規約に同意する

ここで気を付けないといけないのは、ダウンロード前の利用規約同意です。ダウンロードは、利用規約に同意してからでないとできません。クリックすると、以下の利用規約を読むことができます。長いのですが、ざっと読んで内容を把握したら、同意してください。

設定画面

CPRM decrypterをダウンロード

利用規約に同意したのちに、いよいよダウンロードできます。以下は利用規約同意後に表示されるページで、CPRM decrypterをダウンロードしているところです。

しばらくすると、パソコンの下の方に「CPRM decrypter.exe」が出てきます。そこをクリックしてファイルを開いてください。これでダウンロード完了です。

設定画面

CPRM decrypterの立上げをする

ダウンロードできましたら、立上げです。「CPRM decrypter.exe」をクリックしますと、以下のようなページになります。こちらがCPRM解除という使い方ができるCPRM decrypter というソフトです。

このソフトを利用することで、CPRM解除が可能になるので、CPRM対応のDVDでなくても、デジタル番組の録画ができるようになります。好きなテレビ番組の録画をいろいろと楽しめるようになるでしょう。

設定画面

CPRM decrypterのDVDのCPRM解除の使い方

次にCPRM decrypterのCPRM解除ツールとしての使い方を説明します。まずは起動し、CPRM解除をしたいDVDをセットしたドライブと出力先フォルダを設定します。ダウンロードしたCPRM decrypter上部にある以下の部分です。

設定画面

そして今度は以下のc2decの設定になります。こちらは、CPRM decrypterの真ん中部分です。

設定画面

c2decの設定では、音声制御情報【C値】を除去しないに✓するのが望ましいですが、仮に音声制御情報【C値】を除去するの方に✓したとしても、コピーしたDVDがPCA音源であれば問題ありません。設定の後は実行をクリックしてください。

設定画面

 DOS プロンプトと呼ばれる上記のような黒い画面に進行状況が出てきます。「解除済みのファイルを保存」「キーを押すと終了」という内容が記されたら、CPRM解除が無事に終えたということです。

CPRM decrypterでCPRM解除した後のファイルの使い方

CPRM解除後、ファイルを確認しましょう。CPRM decrypterを使って変換されたファイルの場合、拡張子はvroです。パソコンでDVDを見たいならば、.mpgに変更します。それにより、MPEG2ファイルになり、使い方も広がります。

その他、ソフトを使う方法もあるので、ここでは変更の仕方を3種類説明します。

ただし、このように再生したファイルは、著作権侵害にならないように個人の楽しみとしてのみご利用ください。

vroを.mpgに変更する

CPRM decrypterの使い方を理解しましたら、今度はvroを.mpgに変更する方法も覚えておきたいものです。CPRM decrypterの使い方の一環として、知っておくと今後いろいろと役立ちます。

まずはvroファイルを右クリックします。そして名前を変更し、vroを.mpgに変えるのみです。このように簡単ですが、注意したいこともあります。まれにデータを失ってしまい、ファイルの再生ができないことも考えられるのです。

設定画面

vro再生フリーソフトを使う

上記のやり方でなく再生フリーソフトを利用する方法もありますが、vro再生フリーソフトは数多くありません。しかし、CPRM decrypterでCPRMを解除してあれば、 VLC Media Playerや5Kplayerなどでファイルを再生できて便利です。以下に再生フリーソフトの使い方をご紹介します。

設定画面

5Kplayerは以下でダウンロードして使います。

5Kplayerのダウンロードはこちら

設定画面

VLC Media Playerのダウンロードはこちらです。

vro変換ソフトを使う

CPRM decrypterでCPRM解除した後にvro変換ソフトを使って、vroを使い勝手の良いMP4に変換する方法もおすすめです。Windows10に対応するHD Video Converter Factory Proというvro変換ソフトの使い方を説明します。このソフトはvroファイルをMP4のみでなくMPG、AVI、WMVにも変換するという使い方ができます。

1.まずは以下で無料ダウンロードします。

ダウンロードはこちら

2.立ち上げて「変換」「ファイル追加」をクリックし、保存されているvroファイルを読み込むかドラッグ&ドロップしましょう。

設定画面

3.そしてフォーマット選択とvro編集です。

設定画面

画面右の出力フォーマット選択で、対応しているMP4 WMV MKVといった形式を選択します。次に変換インターフェイスでvroファイルを編集してください。vro動画のトリミングや方向変えなどがあります。また、パラメータ設定で動画のパラメータの設定も可能です。

設定画面

4.vroの形式変更をしてください。

設定画面

このような使い方でvro形式を変更して、CPRM解除後の動画を楽しむことができます。動画ファイルのエンコードの関係で、vroとは異なる形式に変換を希望する場合は、最初にご紹介したvroを.mpgに変えるという拡張子の変更は使えません。そのため、ここで最後にご紹介したソフトがおすすめです。簡単にダウンロードやインストールができます。

CPRM decrypterで変換されたファイルの再生ができない時の代替ソフトの使い方

ここからは、仮にCPRM decrypterで変換されたファイルが再生できない場合について説明します。その場合は代替ソフトを使います。ここでご紹介するのは、Sony DVD プレーヤー、PowerDVD、MacX DVD Ripper Proという3つの代替ソフトの使い方です。

Sony DVD プレーヤーDVP-SR20の使い方

プレーヤー

CPRM decrypterの代替ソフトとして、Sony DVD プレーヤーDVP-SR20の使い方を、特徴とともにご紹介します。

Sony DVD プレーヤーDVP-SR20は、CPRM対応なので、デジタル放送録画のDVDの再生が可能です。また、音声付き早見再生が可能で、語学学習やよく聞きたい部分の再生などに使えます。MP3音声、JPEDG画像再生にも対応でき、高速サーチ、オートオフ機能など多彩な機能が搭載されています。お値段はソニーストア購入で税込5,368円です。

PowerDVDの使い方

画面

CPRM decrypterの代替ソフトとして、PowerDVDの使い方もご紹介します。PowerDVDは、オールインワン動画再生ソフトで、さまざまなメディア形式に対応しています。

デジタル番組の録画をパソコンで再生という使い方ができます。対応できるファイル形式は、8K、4K、HDR10映像の他、HEVC、AVC、XAVC-Sなど、数多くあるので便利です。また、臨場感のあるサウンド、360°VR映像などの今までにないような優れた機能を搭載しています。

さらに、動画を再生する際、最後に見たところから見られるレジューム再生機能があり、パソコンからスマホやテレビにも切り替え自由です。1万円くらいで購入することもできますが、まずは以下のページから無料体験してみましょう。

無料体験ダウンロードはこちら

MacX DVD Ripper Proの使い方

ソフトの画面

MacX DVD Ripper Proの使い方はコピーガード解除やDVDのコピー、音楽ファイルの変換などです。製品の特長を以下に挙げます。

  • 全コピーガードを無効化できる
  • 最新のものやレンタルDVDなどのコピーができる
  • DVDのファイル変換後、パソコン、スマホ、タブレットの他、車載プレーヤーにも再生できる
  • MP4、H.2646、H.265、AVI、FLVに変換できる
  • 音声ファイルをDVDデータから、MP3やM4Aといった音楽ファイルに変換できる

まずはダウンロード、インストールです。

  1. ソフトをダウンロードします。(こちらからダウンロード
  2. MacX DVD Ripper Proが起動したら、 DVDを入れてください。
  3. 出力形式を選んでください。
  4. 青いRUNボタンから変換を開始します。これでコピーが完了です。

ただし、体験版の形式変換は5分間の制限があり、バージョンアップデートなどの高度な機能の体験はできません。体験してみて気に入ったら、購入するのもおすすめです。購入は、公式ホームページからできます。製品比較表があるので、よくチェックして利用目的に合った製品を選択しましょう。13年の開発歴史があり、万全なセキュリティ、無償サポートがあるので、安心して使用できる製品です。

まとめ

コピーガードであるCPRMの解除ソフトCPRM decrypterの使い方をご紹介しました。ダウンロードして起動させ、使いたいDVDのCPRMを解除するといったやり方です。CPRM解除ができれば、どんなDVDにもデジタル放送を録画できるので、動画の視聴や編集を楽しめます。

好きなテレビ番組などの録画を楽しんでください。パソコンで楽しみたい場合はファイルを.mpgに変換します。また、vro再生フリーソフト、変換ソフトでファイルを再生する使い方もあります。

仮にCPRM decrypterで変換されたファイルが再生できない場合は、代替ソフトを使います。ここでは、Sony DVD プレーヤー、PowerDVD、MacX DVD Ripper Proの使い方をご紹介しました。ただし、こうした録画DVDは、著作権侵害にならないように個人の楽しみとしてご利用ください。

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