動画編集アプリ「Inshot」は、iPhone/Androidの両方に対応しており、難しい操作は必要なく、基本的に「タップ」と「スワイプ」の2つの操作だけで編集ができます。そしてアプリの一番の強みは、Instagramに投稿する動画の編集に最適ということです。なぜなら「Inshot」は動画編集時にInstagramの投稿サイズである正方形に写真のサイズを調整してくれるからです。
ただ、完全無料というわけではなく、有料版へ誘導されますが、年間の利用料金は1,400円、月額450円とそこまでは高くないかと感じます。
今回の記事では、動画編集初心者の方でもすぐに使いこなせるようになるための「Inshot」アプリの基本的な使い方や様々な機能の使い方も解説していきます。
- 1 動画編集アプリ「Inshot」の基本的な使い方
- 2 便利な動画編集機能の使い方
- 2.1 便利な動画編集機能① 動画をトリミングする
- 2.2 便利な動画編集機能② 動画をカットする
- 2.3 便利な動画編集機能③ 動画をスプリット(分割)する
- 2.4 便利な動画編集機能④ 色合い(フィルタ、エフェクト、調整)を変更する
- 2.5 便利な動画編集機能⑤ 動画に音楽を追加する
- 2.6 便利な動画編集機能⑥ 動画にステッカーを追加する
- 2.7 便利な動画編集機能⑦ 動画にテキストを追加する
- 2.8 便利な動画編集機能⑧ 動画の再生速度を調整する
- 2.9 便利な動画編集機能⑨ 動画と動画にトランジションを設定する
- 2.10 便利な動画編集機能⑩ 動画を一時停止する
- 2.11 便利な動画編集機能⑩ 動画を左右反転させる
- 3 編集した動画の保存方法
- 4 有料版と無料版の違い
- 5 まとめ
動画編集アプリ「Inshot」の基本的な使い方
ポイント
サイト:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.camerasideas.instashot&hl=ja&gl=US
手順① Inshotに編集する動画素材を取り込む
1 まずはダウンロードしたInshotアプリを起動します。
2 次にギャラリーから編集したい動画/画像を選択し、画面右下にある「緑色のチェックマーク」をタップします。
編集に使う動画/画像の取り込み方法はこれでOKです。
手順② 動画のキャンパスサイズ(比率・ズーム・背景)を変更する。
編集素材の取り込みが完了すると、素材がタイムラインに追加されるので、このまますぐに編集することができますが、編集作業前に動画の使用先に合わせてキャンパスサイズを変更しましょう。
1 画面下の項目部分にある「キャンバス」をタップすると、以下の画面が出てきて、Instagram用の1:1であったり、Youtube用の16:9など色んな画面サイズがありますので、動画の用途によって、ここでサイズを変更してください。
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2 撮影した動画を拡大したい場合は「キャンパス」をタップし、「ズーム」をタップします。すると画面下に左右に動かせるバーが出てくるので、ここでズームを操作します。
ちなみに指を2本使って、拡大・縮小することもできます。
3 動画の中にはおしゃれな背景を付けているものがありますが、それは「キャンパス」をタップし、「背景」をタップすると色んな背景パターンが表示されるので、好みの背景を選択すると背景を設定できます。
便利な動画編集機能の使い方
ここまでで、InShotの基本的な使い方を解説しました。ここからはInShotに搭載されている編集機能を実際に操作しながら解説していきます。これらの機能は、直感的に操作出来て、すぐに覚えられると思います。
便利な動画編集機能① 動画をトリミングする
1選択した動画をトリミングしたい場合は、画面下の項目からトリミング(はさみマーク)をタップします。※iPhone/iPadの場合はプレカットと記載されています。
2 すると「トリミング」・「カット」・「スプリット」の3項目が出てくるので、トリミングを選択したら、左右の白いバーを動かし、必要な部分だけを残して不要な部分を切り取ります。
以上がトリミングの操作方法です。
便利な動画編集機能② 動画をカットする
1操作手順はトリミングの時と同様に「トリミング」をタップし、今後は「カット」をタップすると以下の画面になるので白い2本のバーを動かして、削除したい部分を調整します。黒い部分が削除される部分です。
2 カットが完了したら、「チェックマーク」をタップします。
以上がカットの操作方法です。
便利な動画編集機能③ 動画をスプリット(分割)する
スプリットは動画に切り込みを入れるための機能で一般には分割機能といわれます。切込みを入れることで最大動画を3つにわけることができます。この機能は動画の一部分にだけズームや背景を設定したいときなどに使用します。
1 これまでのトリミング、カットと同様に「トリミング」をタップし、スプリットをタップします。すると赤い点線が入った白いバーが表示されるので、動画の切込みをいれたいところに白いバーを移動させ,タップすると切込みが入ります。操作が完了したら「チェックマーク」をタップします。
便利な動画編集機能④ 色合い(フィルタ、エフェクト、調整)を変更する
フィルタを変更することで、動画の印象ががらりと変わります。
1 画面下の項目から「フィルタ」をタップし、再度「フィルタ」をタップすると色んなパターンのフィルタが出てきますので、好みのフィルタを選択したら、画面右横の「チェックマーク」をタップします。
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2 同様に「フィルタ」をタップし、エフェクトをタップすると以下の画面になるので、好みの効果を選びましょう。
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ちなみにエフェクトは35種類以上の効果を設定することができます。
便利な動画編集機能⑤ 動画に音楽を追加する
次に音楽を追加します。InShotではデフォルトで保存されている音楽を追加するか、自分のスマホ内に保存している音楽を追加するかの2つの方法があります。
1 画面下の「音楽」をタップし、「曲」を選択すれば音楽を追加できます。
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便利な動画編集機能⑥ 動画にステッカーを追加する
次に動画にステッカーを追加していきます。
1 画面下から「ステッカー」タップし、もう一度「ステッカー」をタップします。
2 追加したいステッカーを選択したら、右側にある「チェックマーク」をタップします。
InShotのステッカーは他の動画編集アプリよりも種類が豊富なので、TiktokやInstagramに活用するといいかもしれません、
便利な動画編集機能⑦ 動画にテキストを追加する
次に動画にテキストを追加していきます。
1 画面下から「テキスト」タップします。すると以下の画面になりますので、文字を入力し、フォントやカラーなどの設定が可能です。
便利な動画編集機能⑧ 動画の再生速度を調整する
ここでは動画の再生速度を調節します。
1 画面下の「速度」をタップすると以下のような画面になりますので、速度メーターを左右にスライドさせたら、「チェックマーク」をタップします。
便利な動画編集機能⑨ 動画と動画にトランジションを設定する
トランジションは動画が分割している箇所に設定することができ、動画同士を繋げて、スムーズに切り替わるような特殊効果も設定することができます。
1 動画のつなぎ目にある「点のようなマーク」をタップすると、色んな効果のトランジションが表示されるので、選択したら「チェックマーク」をタップします。
便利な動画編集機能⑩ 動画を一時停止する
InShotには動画を一時停止した状態で再生する「フリーズ機能」があります。これは会話にテロップを入れたいときなど動画の動きを一時停止させたいときに便利です。
1 画面下から「フリーズ」をタップします。一時停止させたいところに白いバーを置き、上のツールバーから「フリーズ」をタップします。
便利な動画編集機能⑩ 動画を左右反転させる
InShotでは動画を反転させることが可能です。これはインカメで撮影すると文字が反転するので、それを修正できる意外と役立つ機能です。
1 画面から左右反転させたいところに白いバーを置き、「フリップ」をタップします。
すると、画面が反転しているのが分かるかと思います。
編集した動画の保存方法
最後に編集した動画を保存する方法を解説していきます。
1 画面右上の「上矢印」マークをタップし、「保存」をタップします。
2 すると、保存する動画の解像度やフレームレートの選択画面が出てきますのが、これは既存の設定のままで大丈夫です。再度「保存」をタップします。
3 動画の保存が完了したら、シェア画面が表示されますので、シェアしたいSNSを選択します。
有料版と無料版の違い
今回解説した動画編集アプリInShotは無料版と有料版が存在します。基本的には無料でも十分な機能を備えていますが、有料版との違いを見ると、無料版から有料版に変更するメリット3つを解説します。
有料版と無料版の違いは以下の3つです。
- 透かしロゴがなくなる
- 広告が表示されなくなる
- 使える編集機能が増える
特に③については、トランジションが12種類から44種類、エフェクトが10種類から39種類、フィルタが25種類から60種類に増えます。そのため、Instagramuへの投稿動画を作成したい方や動画編集をスマホでさくっと続けたい方には有料版がおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回の記事ではiPhone/Androidの両方に対応した動画編集アプリであるInShotの基本的な使い方と便利な機能の使い方について、解説してきました。
InShotは無料ではなく、有料のアプリになりますがパソコンを使わなくてもハイクオリティの動画を編集することが出来るので、少しお金を出しても十分なアプリかなと思います。
勿論無料の動画編集アプリもありますが、高機能な編集機能をシンプルな操作で利用できるので、今回の記事を参考にしていただき、スマホで本気の動画編集をしたい方は是非1度試してみてください。