ブルーレイを再生するためのソフト、Leawo Blu-ray Playerは非常に便利です。無料で簡単に使用できます。Leawo Blu-ray Playerは、暗号化された市販のブルーレイディスクやDVDディスクを再生できます。日本語にも対応していることから、たいへん評価の高いソフトウェアとなっています。今回はこのLeawo Blu-ray Playerのインストール方法や使い方、動作環境・機能について解説してきましょう。
Leawo Blu-ray Playerの紹介
このソフトウェアは専門的にソフトウェアの開発に取り組み、あらゆる場面で実用性の高いマルチメディアソフトウェアを提供している、「Leawo」の人気製品です。
BD・DVDの再生・変換、コピー・作成はもちろんのこと、動画変換やダウンロード、スライドショーの作成ができます。さらにiosデータ転送・復元・管理、PPT変換など、このソフトウェアひとつでさまざまな機能を堪能できます。
ブルーレイを再生できるソフトウェアは他にも存在しますが、ほとんどが暗号化されていないディスクの再生しかできません。しかし「Leawo Blu-ray Player」では、市販の暗号化されているディスクも再生可能です。
基本的な機能
Leawo Blu-ray Playerでの基本的な機能は、以下のとおりになります。
- 動画や音楽、BDやDVDの再生
- 倍速再生
- 字幕追加
- 音ズレの補正
- オーディオ、ビデオ設定
動作環境
動作環境とは、使いたいソフトウェアを動かすために、「最低限の動作を保証する環境の条件」のことです。詳細は以下になります。
- 対応OS:Microsoft Windows7、Windows8、Windows8.1、Windows10
- 推奨CPU:1GHz及びそれ以上のintelもしくはAMDプロセッサー
- RAM:512MBで1024MB及びそれ以上が望ましい
- システム要件: DirectX 9.0cおよび、Blu-ray/DVDドライブ(システム要件の条件を満たしていない場合は公式サイトからインストール可)
- グラフィックスカード: ATI Radeon HD 4000、Intel G45、NVIDIA GeForce 8-Series
対応フォーマット
フォーマットとは「再生するための形式」のようなものです。そのフォーマットに対応していなければ、ディスクを再生できません。
たとえばWindows対応のみのソフトウェアは、Macでは使えないというようなことです。Leawo Blu-ray Playerでの対応フォーマットは、以下になります。
- Windows Media(asf, avi, wmv)
- Real Media(rmvb)
- MPEG1/2 Media(dat, m2t, m2ts, m2v, mpeg, mpg, pva, tp, ts)
- MPEG4 Media(m4v, mp4, xvid, avc, h264)
- 3GPP Media(3g2, 3gp)
- APPLE Media(mov, qt)
- Flash Media(flv, fli)
- DVD Media(ifo, vob, evo)
- Other Video Media(mkv, nsv, ty, divx, ogm, viv, dv, dvr-m, mts, ogv, avs, vc1, rcv, webm, bdmv, wtv, iso)
- Audio Media(aac, ac3, ape, dts, flac, m4a, mid, mka, mp2, mp3, mpa, ogg, tta, wav, wma)
特性機能
Leawo Blu-ray Playerでは、BDやDVDを再生できるだけではありません。他にも便利な機能が数多くあります。
- スマホの動画やパソコンに入っている映画や音楽を再生可能
- 動画の音ズレを補正して再生
- 再生ソフトでは珍しいスクリーンショットもできる
- 外付け字幕を追加できる
上記のようなさまざまな機能を使えるのです。
有料版と無料版の違い
Leawo Blu-ray Playerの無料版は、ほぼすべてのメディアファイルを再生できます。しかしポーズ広告などの、迷惑な広告が表示されます。有料版にアップデートすると、そのような広告は表示されません。
そのほかにも有料版では基本的な機能にプラスして、BD映画とDVD映画の変換が可能になります。
Leawo Blu-ray Playerの導入方法
ここからはLeawo Blu-ray Playerの導入方法などを、詳しく解説していきましょう。
ダウンロード方法
ホームページhttps://www.leawo.org/jp/blu-ray--player/
Leawo Blu-ray Playerは、こちらの公式サイトからダウンロードできます。公式サイトに移動し「ダウンロード」ボタンを押しましょう。
インストール方法
公式サイトからインストーラーをダウンロードしたら、まずはインストーラーを立ち上げましょう。
Windowsの場合
Window版では、exeファイルがダウンロードされるので、ダブルクリックで立ち上げます。
インストーラーが立ち上がったら「ライセンス契約に同意する」にチェックを入れて、「デスクトップ上にアイコンを作成する」にチェックを入れましょう。最後に「インストール」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。
Macの場合
Mac版では、dmgファイルがインストーラーとしてダウンロードされます。ダブルクリックで立ち上げましょう。そのあとはWindows版と同様の手順で、インストールを進めてください。
Leawo Blu-ray Playerの使い方
ここからはLeawo Blu-ray Playerの、初期設定や操作方法などを解説していきます。
初期設定
Leawo Blu-ray Playerのソフトを立ち上げると、「ファイル関連付け」の設定画面が表示されます。必要な設定項目にチェックマークを入れ、「適用」ボタンをクリックしましょう。この設定は後で変更できます。
基本操作
Leawo Blu-ray Playerを起動すると、下のような画面を表示されます。
①の「ファイルを開く」ではBDやDVD、ISO、4K・HD動画、音楽音声などのメディアファイルを再生できます。下にある「変換」ボタンでは、BDやDVDをそのままの品質で、MKV形式に高速変換も可能です。
②動画再生中に使える設定ボタンになります。音量の調節や再生・一時停止、前・次のビデオへ・巻き戻し・早送りなどを行えます。設定ボタンを押す以外に、ショートカットキーでの操作も可能です。
- 早送りの場合は「Ctrl」キー+「←」キー
- 巻き戻しの場合は「Ctrl」キー+「→」キー
- 一時停止の場合は「スペース」キー
③のボタンからは字幕や言語の変更など、この Leawo Blu-ray Playerを最大限に利用するために、あらゆる設定が可能です。
④のボタンでは、スクリーンショットや再生リスト、全画面表示にできます。さらに Leawo Blu-ray PlayerをSNSでシェアすると、Leawoの有料ソフトのライセンスなどを無料で受け取れるのです。
⑤のボタンはお問い合わせやプレーヤー設定、認証センターなどのツールボタンになります。1クリックで製品ライセンスコードを認証できたり、変換機能をその場で活用できたりします。
そして Leawo Blu-ray Playerの使用中に、不明な点がある時などはここのボタンから気軽に問い合わせることも可能です。
Leawo Blu-ray Playerで再生できない時の対処法
Leawo Blu-ray Playerで映像を再生できない際の対処法は、3つあります。
ハードウェアアクセラレーションを無効化にする
まず Leawo Blu-ray Playerの設定を開き、「プレーヤー設定」ボタンを押すと以下のような画面が表示されます。
2項目目の「ハードウェアアクセラレーションを使用する(DVXA2.0)」を、無効化にしましょう。そしてソフトウェアを再起動し、ディスクをもう一度再生します。
Leawo Blu-ray Playerをアップデートする
市販のBDやDVDを再生するためには、AACS対応のBD再生ソフトが必要になります。このAACSキーは定期的に変更されており、それにともなって更新しなければいけません。
つまりBDを再生するためには、再生ソフトの定期的なアップデートが必要になります。アップデートは公式ホームページから再インストールし、設定で「アップデートをチェックする」をクリックして、更新されているか確認してください。
サポートに連絡する
対処法1・2を試しても問題を解決できない場合は、 Leawo Blu-ray Playerのサポートに連絡しましょう。方法は、ソフトウェアのメニューバーをクリックして「不具合を報告」を選択し、不具合についての内容を入力してください。
Leawo Blu-ray Playerのサポートがソフトウェアの実行履歴をチェックし、返信してくれるので返答を待ちましょう。
まとめ
この記事では Leawo Blu-ray Playerの基本的な機能や、操作方法などを紹介していきました。BDやDVDの映像の再生はもちろん可能です。
さらに動画共有サイトからダウンロードした動画や録画した動画、音楽などあらゆるメディアファイルを無料で再生し楽しめます。ぜひともこの機会に Leawo Blu-ray Playerの、豊富で実用的な機能を利用してみてください。