Paravi(パラビ)は、株式会社PPJが運営する日本のOTT(Over The Top)サービスです。テレビ東京、WOWOW、東京放送、日本経済新聞社、電通、博報堂の6局が共同運営の動画配信サービスとして2018年4月1日にサービスを開始した。
とにかくバラエティ・ドラマの国内番組に強く、特にTBSやテレビ東京の番組を観たい人におすすめ。見逃し配信の機能などは、忙しい人にとってはありがたい機能です。
またライブ映像、スポーツ中継、なども充実しています。ビジネスパーソンなら、日経ニュースで情報収集にも役立ちます。
paraviの特徴
・日本のドラマや番組に特化しており、ここでしか配信されていない作品が多い
・CS放送の番組も配信されているため、別途契約する必要性が少ない
・毎月500円分のレンタルチケットがもらえる
・見たいコンテンツによって料金プランを変更できる
Paraviで好きな動画をPCに保存したり、自分のコレクションに入れたりしたいと思う方が多くいるでしょう。この記事ではParavi(パラビ)を保存する方法を詳しくご紹介します。
軽度でParaviを視聴するなら公式ダウウンロード機能で十分かも
実はParaviでは公式のダウンロード機能が提供されています。通信費を節約したり、ネット接続がないときに視聴したりとかの場合なら、まずは公式のParaviダウンロードの機能を試すことがおすすめです。ではダウウンロード機能の使い方一緒にみていきましょう。
ちなみに、ダウンロード機能を利用できるのはParaviアプリだけです。
- Paraviアプリを起動してダウンロードしたい動画の詳細一覧の画面を開いてください。
- そこにあるダウンロードボタンをクリックすれば、すべてのエピソードをダウンロードしてオフラインで視聴できます。もちろんエピソードずつダウンロードすることも可能です。
3. 「マイリスト」に切り替え、「ダウンロード」タブでダウンロード済みの動画を確認できます。
公式ダウンロード機能では不便が感じる
常にParavi(パラビ)動画をオフラインで視聴するなら、公式のダウンロード機能が不便と感じるでしょう。確かにパラビの公式ダウンロード機能を利用して動画を視聴するとき、色んな制限があります。具体的には下どおりにまとめております。
Paraviのダウンロード&視聴の制限
- ダウンロード機能は公式アプリでのみ利用できます。
- アカウンを切り替えると、すでにデバイスにダウンロードした作品は削除され見えなくなります。
- ネット接続がなかったら、最後の視聴開始から48時間以内にダウンロード動画を視聴できます。48時間以上経過してダウンロードが有効期限以内である場合、ネット接続を再開すると、オフラインの視聴期限を更新できます。
- ダウンロードした作品を、別の端末で鑑賞できません。
- 1アカウントにつきダウンロード可能な端末は2台までです。
- Android os 8.0および前の番台はダウンロードに対応しておりません。
- 作品によって動画がダウンロードできない場合がございます。
とにかく、MP4のような自由に操れる動画ファイルとしてダウンロードすることができないのです。原因というと、動画の不正コピーを防止するDRM(デジタル著作権保護技術)が応用されているのです。視聴の期間、ダウンロードの回数など細かく制限することができます。著作権保護の面においては非常に優れた動画仕様ですが、実際の利用にくると、色んな不便をもたらしています。
自由に操作できる動画ファイルとしてParaviの動画をPCなどのデバイスに保存したいなら、やはりが専門のツールが必要です。
Paraviを無制限にダウンロード(録画)できる「おすすめツール」
パラビは月額制の動画視聴サイトで、配信されている動画にはDRM(デジタルコンテンツ保護)が適応されているため、そのままではダウンロードすることが出来ても視聴することは出来ません。そのため、パラビの動画をダウンロードして視聴するには「DRMを解除」するか、「画面録画」を使ったキャプチャーが必要になります。
ここでは、パラビの動画を確実にダウンロード(録画)できるおすすめのツールをご紹介したいと思います。
●ダウンロードに失敗する場合の対処法
ダウンロードに失敗する可能性としてはPC側のエラーとアプリエラーです。まずはKeepStreamsを再起動し、ダウンロードをやり直してみましょう。それでもダウンロードできない場合はPCを再起動させ、KeepStreams以外のアプリを使用しないでください。
DRM技術とはなんですか、VODサービスで利⽤される現状?
DRMとはDigital Rights Managementの略で、デジタルコンテンツの著作権を保護する目的で作られたものです。現在主流のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで配信されている、動画コンテンツを不正にコピー、ダウンロードできない対策法として利用されています。
DRMは、Google Widevine、Apple fairplay、Microsoft® Playreadyが基本となり、各フォーマットに対応したデータの暗号化を行なっています。
現在、有料配信されているほぼ全てのVODサービスにDRMは使われており、不正コピーやダウンロードといった方法で動画コンテンツを入手することはできない状況となっています。
録画でPCにParavi(パラビ)動画を保存することができますか
スクリーンキャプチャーなどの録画ソフトを使ってPCにParavi動画を保存すると思われる人が結構います。DRMの原因で成功事例はあんまりないです。画面録画ソフトで動画再生の領域に絞って録画すると、出来上がりの動画では真っ黒な画面しか記録されていません。下の画像は証拠です。
周囲は記録できたが、再生の領域が録画できず、真っ黒です。
自分で色んな録画ソフトを使って録画してみましたが、結局は全部同じ結果です。使ったソフトには具体的には下などのものがあります。
- FonePaw
- Wondershare DemoCreator
- Wondershare Uniconverter
- VideoProc
- Camtasia
- EaseUS RecExperters
DRMでVODサービスを利用する際のデメリットは?
著作権保護の観点からすると、DRMを使うことは重要ですが、視聴者側からすると、どんなデメリットがあるのかまとめてみました。
動画をケーブルやミラーリングで転送できない
動画ストリーミングをスマホやタブレットからテレビにミラーリング転送して「大画面で視聴する」といった方法が利用できません。以前であれば、HDMIケーブルを利用した方法で、視聴できるということも出来ましたが、不正コピーやダウンロードなどに悪用されてしまったため、現在はDRMによって完全に視聴出来なくなっています。(画面は真っ暗で音声のみ流れる場合もある)
ミラーリングに加え、画面録画ソフトを使っても動画再生の領域を真っ黒なものとしてしか記録できません。
※VODサービスによってはHDMIによる動画転送が可能です。
制限付きのダウンロードしか利用できない
回線を気にせずに、好きな時にオフラインで動画を楽しめることができる「ダウンロード機能」ですが、ほとんどのVODサービスでは、ダウンロード数が制限されており、視聴期間も決まっていることがあります。さらに、ダウンロードできるのは、アプリの利用できるスマホやタブレットのみで、TVやPCで視聴しているユーザー向けのダウンロード機能がありません。
動画コンテンツのダウンロード機能は、あくまで「通信費の節約」や「今だけ楽しむため」だけの機能と考えた方が良いでしょう。
パラビをダウンロードする際に注意すること
パラビに限らず、有料の動画視聴サイトには、必ずDRM(デジタルコンテンツ保護)が適応されています。これらのデジタルコンテンツからDRMを解除することは、「技術的保護手段の回避の禁止」に接触してしまう可能性があり、場合によっては罪に問われる可能性があります。
パラビから動画コンテンツをダウンロードする際に、あくまでも個人利用としてKeepStreamsを使いましょう。ダウンロード済みの動画をネット上で拡散しないようご注意ください。
まとめ
今回の記事では、パラビの動画をダウンロード(録画)できる方法を御紹介させていただきました。配信サイトの対応によって、現在動画をダウンロードできるツールも、今後は使用できなくなる可能性があるかも知れません。
しかし、アップデートで常に対応してくれるツールであれば、そういった問題も最小限に抑えることができます。無料か有料で選ぶのではなく、「安心して使える」ツールを探してみてください。