isoをmp4に変換できるフリーソフトおすすめをご紹介

  • 2021年12月28日
  • 2022年8月29日
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ISOからMP4までのフリーソフト

DVDディスクから抽出したファイルはISOと呼ばれるものです。しかしISOファイルのままでは従来の再生ソフトやスマホで再生できません。スマホで視聴するためにはMP4などの汎用性の高いフォーマットに変換する必要があります。MP4に変換するフリーソフトがいろいろと出てきているので、おすすめのツールについてピックアップしてみました。

ISOファイルについて理解しよう

「ISO」といきなり言われても何のことだかよくわからないという人もいるでしょう。そこでここではISOファイルとは何にかについて、くわしく見ていきます。

ISOファイルとは?

ISOファイルとは、CDやDVD、ブルーレイディスクをまとめることのできるイメージファイルの一種です。拡張子が「.iso」になるのでISOファイルと呼ばれます。ディスクに含まれているデータだけでなく、構造や属性などの要素がすべてまとめられています。しかも圧縮されないので、品質が劣化しないメリットもあります。

MP4ファイルに変換する理由

ISOファイルでディスクからデータを抽出できても、スマホやゲーム機などのデバイスでは再生できない可能性があります。もしディスクのイメージをスマホで鑑賞したければ、ISOから一般的なMP4ファイルのように形式を変換する必要があるわけです。

ISOファイルをMP4に変換できるおすすめフリーソフトを紹介

ISOからMP4にフォーマットを変換する必要性のあることが分かったところで、実際にどのようなツールがあるかについてみていきます。ここで紹介するのはフリーソフトなので、導入する際に費用がかかりません。ですから気軽に導入できるでしょう。

1.DVD Memory

対応OS:Windows XP/Vista/7/8/8.1/10, Mac OS X 10.7 以降

料金(税込):3,980円(1年間プラン)、4,233円(永久ライセンス)(無料体験版あり)

公式サイト:https://dvdcreator.wondershare.jp/

DVD Memoryはフォーマットを変換するだけでなく、動画をDVDに書き込む、編集してオリジナル動画を作成できるなどのいろいろな機能が搭載されているソフトです。無料版と有料版があって、無料版は機能が限定されます。しかしまずはお試し感覚で無料版から使ってみるといいでしょう。

操作方法もさほど難しくありません。ソフトをインストールして起動させたら「その他のDVDツール」を選択してください。すると左上に「動画編集」が出てくるのでクリックしましょう。すると中央部分に「+」というエリアがありますので、編集したいISOファイルを持ってきてください。

下部の「フォルダーを出力」で保存先を選択し、「MP4として保存」をクリックすればフォーマットを変換できます。そのまま保存するのもいいですし、トリミングやカットなどの編集も可能です。

2.VidCoder

対応OS:Windows10/11

料金:無料

公式サイト:https://vidcoder.net/

VidCoderもISOからMP4に変換できるソフトです。ISOのほかにもDVDから直接MP4に変換したり、AVIの変換に対応していたりといろいろな使い方ができます。変換先もM4VやH.264などいくつか選択肢が用意されています。ただ単にフォーマットを変換できるだけでなく、字幕を合成する、リサイズする、ノイズの除去などの簡単な編集にも対応しています。しかも日本語対応しているので、語学にあまり自信のない人でも安心して利用できます。

使い方ですが、ソフトを起動したら、画面の真ん中に変換したいファイルをドラッグ・アンド・ドロップしましょう。左下に「出力パスを選択」というボタンがありますので、こちらをクリックします。すると出力先を選択できるので、どこに保存するか決めましょう。

出力先が決まったところで、上部の「Encoding settings」の下にある「▼」をクリックしましょう。すると動画の画質の選択肢が現れるので、プルダウンして希望するものを選択してください。また「オプション」を選択して出力フォーマットを決めましょう。今回は「MP4」を選択してください。ここまで設定できたら「エンコード」をクリックすると、フォーマットの変換作業が開始されます。

Handbrake

対応OS:Windows10

料金:無料

公式サイト:https://handbrake.fr/

HandbrakeはDVDやブルーレイをはじめとする動画ファイルをMP4に変換できるソフトです。MP4のほかにもMKVやWebMに変換することも可能です。形式を変換するだけでなく、画質の調整や特定のチャプターだけを抽出して希望するフォーマットに変換することも可能です。

こちらのソフトは海外製なので、基本表記は英語です。しかし日本語ファイルの政策も行われているので、語学に自信がなければ日本語化されたファイルをインストールするといいでしょう。

ソフトを起動して、トップ画面の「Source Selection」というところに対象のISOファイルをドラッグ・アンド・ドロップしましょう。「Summary」タブを選択して「Format」をクリックすると返還後の形式について選択する画面に変わります。今回はMP4にしましょう。

画面下部に「Save As」があります。右側に「Browse」を選択すると変換後の保存先を指定できます。ここまで完了したら、左上にある「Start Encode」をクリックすれば、変換作業が開始されます。

AnyMP4 動画変換 究極

対応OS:WindowsXP/Vista/7/8/8.1/10/11、Mac OS X 10.6以降

料金(税込):3,168円(1年間)、6,384円(永久ライセンス)(無料体験版あり)

公式サイト:https://www.anymp4.jp/video-converter-ultimate/

スピーディにISOファイルをMP4に変換したいと思っているのであれば、このAnyMP4 動画変換 究極がおすすめです。従来と比較して70倍以上の速度で変換できるといわれているからです。しかも変換形式ですが、MP4を含め500以上のフォーマットに対応しています。

ですから希望するフォーマットに自由自在に変換できます。4KやHD動画なども画質を劣化させることなく変換できる優れもののフリーソフトです。

ソフトを起動すると、画面中央の「+」の箇所に変換対象のISOファイルをドラッグ・アンド・ドロップします。次に「出力形式」でMP4を選択しましょう。そして「すべて変換」をクリックすれば、MP4に変換されます。簡単な作業で完了できるのもおすすめポイントです。無料体験版がありますので、まずはこちらで利便性を確かめましょう。

UniConverter

対応OS:Window7/8/10 macOS 10.11 - macOS 11

料金(税込):2,780円(月額プラン)、5,380円(1年間プラン)、8,280円(永続ライセンス)(無料体験版あり)

公式サイト:https://uniconverter.wondershare.jp/

多様な形式の変換に対応しているソフトです。実に1000種類以上の形式に変換できるソフトですから、MP4のようなメジャーなものからマイナーなものまでいろいろな変換が可能です。変換速度もスピーディなので、時間を取られる心配もありません。無劣化で変換できますので、画質にこだわりたい人でも満足度は高いです。有料版と無料版がありますので、まずは無料版を試してみましょう。

ソフトを起動させて、対象のISOファイルをドラッグ・アンド・ドロップします。下部に「出力形式を一括指定」という項目があるのでMP4を選択しましょう。動画時間の調整やフィルターをかけるなどの編集機能もありますので、希望する設定を決めてください。続いて下部の「出力先フォルダ」で保存先を決めて、「一括変換」をクリックすれば作業は完了です。

DVDFab HD Decrypter/DVDFab 12体験版

対応OS:Window7/8/8.1/10/11 macOS 10.10 - macOS 11.3

料金:無料

公式サイト:https://ja.dvdfab.cn/hd-decrypter.htm

DVDFab HD Decrypter/DVDFab 12体験版は動画変換だけでなく、各種編集のできる多機能性のソフトです。体験版であれば、無料で利用できます。有料版と比較すると無料版は使える機能に制約があります。しかし動画変換と簡単な編集であれば、無料版でも十分対応できます。

変換方法ですが、DVDFabを起動させます。上部メニューの中から「リッピング」をクリックしましょう。左上の「+」ボタンをクリックしてファイルを選択、もしくは画面中央の「+」領域に対象のファイルをドラッグ・アンド・ドロップをしても対応できます。

「ほかのタイトルを選択」の右側にある「プロファイル」をクリックします。次に「フォーマット」→「ビデオ」→「一般」→「MP4」の順番でクリックします。下部にある「出力先」をクリックして保存先を指定します。最後に「開始」ボタンをクリックすれば、動画変換されます。

Freemake Video Converter

対応OS:Windows Vista/7/8/8.1/10

料金:無料

公式サイト:https://www.freemake.com/jp/free_video_converter/

Freemake Video Converterは文字通り、動画の変換のできるフリーソフトです。変換できるフォーマットの種類も充実していて、その数は500を超えます。主要なフォーマットはすべてカバーしていて、その中にはMP4も含まれます。無料で手軽に希望する形式にISOファイルを変換したいと思っている人におすすめです。

ソフトを起動したら、トップ画面上部にある「+ビデオ」をクリックしましょう。ISOファイルの場合、直接読み込めない可能性があります。その時には仮想ドライブでまずマウントしましょう。その上で「VIDEO_TS」フォルダを選択してください。

ISOファイルが追加できたら、出力ファイル形式を選択しましょう。画面下部にフォーマットメイトアイコンが出てきますので、MP4を選びましょう。すると「MP4出力パラメータ」というダイアログが立ち上がります。解像度などを調整できますので、変更したければ希望する解像度を選択してください。

設定の完了したところで、下部の「変換する」をクリックすれば、MP4に変換されるはずです。Freemake Video Converterを利用するにあたって注意があります。それはフリーソフトの場合、「Freemake」のロゴが動画に入ってしまう点です。この部分はあらかじめ理解しておきましょう。

まとめ

ISOファイルのままではスマホなどで再生できません。スマホなどでも鑑賞したければ、MP4など汎用性の高いファイル形式に変換する必要があります。今回紹介したソフトはいずれも無料で手軽にフォーマットの変換のできる者ばかりです。

ここで紹介したように、使い方もそんなに難しくないのですぐに使いこなせるようになるでしょう。フリーソフトなのでいくつか実際に使ってみて、自分にとって使いやすいものを見つけてみませんか?

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