動画再生ソフトの使い方!音楽ファイルWAVとFLACの変換も可能

  • 2021年11月5日
  • 2022年8月30日
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WAVとFLACを変換するソフトやサービス紹介!変換する理由とは

WAVとFLACを変換したいけれど、そのやり方が分からなくて困っていませんか。音楽ファイルの形式を変換するには、ソフトを利用する方法とオンライン上のサービスを利用する方法があります。そのため、操作方法の分かりやすさやご自身の好みでツールを選べるのです。本記事では、WAVとFLACを変換するソフトやオンラインサービスを紹介しています。

WAVとFLACを変換するソフト3選

ここでは「DVDFab」「VideoProc」「Any Audio Converter」の3種類を利用した際の変換方法を解説します。

①DVDFabを利用する

ここでは、DVDFab動画変換を利用してFLACの形式をWAVの形式に変換する方法を説明します。FLACは「Free Lossless Audio Codec(フリー ロスレス オーディオ コーデック)」の略で、高音質と高解像度を実現したものです。WAVとは異なり、歌詞やジャケット写真を付けられます。

対してWAVはワブやウェーブと呼ばれており、ほとんどCDと同様の音質です。非圧縮ファイルなので、データの容量がかさばります。両者の大きな違いは、データの容量や圧縮したファイルであるかどうかです。

FLACは可逆圧縮(かぎゃくあっしゅく)を採用しており、元のデータから劣化せずに復元できるようになっています。しかし、ファイルサイズが大きく圧縮率が低いデメリットがあるわけです。そのため5分程度の短い楽曲でもファイルサイズがかさばります。

しかしWAVなら非圧縮形式なので、音質の劣化を防げるでしょう。このような理由から、FLACをWAVなどの異なるファイル形式に変換するのが一般的になっています。

【DVDFab動画変換でファイル形式を変換する手順】

  1. オプションバーから変換を選択する
  2. 出力フォーマットをWAVにする
  3. 必要であれば詳細設定を行う
  4. 「開始」ボタンをクリックする

このようにDVDFab動画変換のソフトを使えば、簡単な操作でファイル形式の変換ができます。

②VideoProcを利用する

1-1.	②VideoProcを利用する

VideoProcは音声の形式を変換するソフトで、WindowsでもMacでも使用可能です。多くの音声に対応したソフトなので、WAVからFLACに変換するだけではなく、その逆に変換することもできます。

VideoProcのサイトのURL:https://jp.videoproc.com/dvd-video-converter-features.htm

公式サイトに移動したら、「無料ダウンロード」の青いボタンを押してVideoProcを入手しましょう。

利用しているパソコンの環境にもよりますが、ダウンロードには少々時間がかかります。

ダウンロードが完了すると、保存先に「videoproc.exe」のアイコンが表示されます。「インストール」から、画面に従って進みましょう。

②VideoProcを利用する

インストールが完了して「今すぐ起動」を押すと、購入を促す画面が表示されます。体験版を使用する場合は、ブラウザの「×」印をクリックして、購入を促すウインドウを消しても問題ございません。

②VideoProcを利用する

ブラウザを消してホーム画面に戻ったら、画面左にある「ビデオ」を選択してください。

②VideoProcを利用する

変換したいWAVファイルは、画面上部の「音楽」のボタンから選択できます。

②VideoProcを利用する

ファイルの読み込みが完了すると、画面中央に読み込まれたファイルが表示されます。ファイルが表示されたら、画面下部の「出力」より、変換を希望するフォーマットを選択してください。

②VideoProcを利用する

その後「出力」の右にある「RUN」をクリックします。体験版であるため、この時にも有料版の広告が表示されるのでご注意ください。

②VideoProcを利用する

このように、FLACファイルが作成されました。

③Any Audio Converterを利用する

③Any Audio Converterを利用する

Any Audio Converterは、シンプルな画面で誰でも簡単に操作が可能なソフトです。

Any Audio ConverterのサイトのURL:https://www.any-audio-converter.com/jp/

サイトに移動したら、上部にあるメニューから「ダウンロード」を選択して、オレンジ色のダウンロードボタンをクリックしてください。「.exe」の形式のファイルがデスクトップに設置されたら、アイコンを選択して「インストール」をクリックしましょう。

③Any Audio Converterを利用する

その後「今実行」をクリックすると、ソフトが起動します。

③Any Audio Converterを利用する

ファイルを追加するには、中心にある「ファイルを追加/ドラッグ」のボタンから操作をします。パソコン上にあるファイルから、変換をしたいWAVファイルを選択しましょう。

変換するフォーマットを選択するには、画面右上にある「all」の横のプルダウンメニューから行います。多数の形式に対応していますが、スクロールをしてFLACを見つけてください。

③Any Audio Converterを利用する

FLACを選択できたら、右にある「変換」をクリックしましょう。これで、FLACのファイルに変換ができました。

WAVとFLACを変換するオンラインサイト2選

オンライン上でフォーマットの変換ができれば、ソフトをダウンロードする必要がないため便利です。基本的にはファイルの選択のように、簡単な操作で音楽ファイルのフォーマットを変換できます。

①Aconvert

①Aconvert

「Aconvert」はオンライン上で音声や動画のフォーマットを変換できるサイトです。Aconvertは、ひとつのサーバーで変換が不可能な時でも、別のサーバーへ自動的に再送信するため、成功率が高まります。

また、「バッチ変換モード」によって、数回クリックするだけで複数のファイルを変換することを可能にしました。

AconvertのサイトのURL:https://www.aconvert.com/jp/video/

ブラウザからサイトにアクセスしたら、左端のメニューの下部にある「オーディオ」を選択してください。「オーディオ」は左のメニューの下部にあるため、ブラウザのサイズによっては見えない場合があります。

①Aconvert

オーディオを選択すると画面が変わります。「ファイルを選択」をクリックして、フォーマットの変換を希望するファイルを選びましょう。FLACに設定したい場合は、画面の中央にある「ターゲットフォーマット」を「FLAC」に設定します。

フォーマットの変換と同時に「ビットレート」や「サンプルレート」の設定も可能です。今回は、両者とも「このまま」を選択しました。設定が完了して「今すぐ変換」をクリックすると、以下のように進捗状況が確認できます。

①Aconvert

出力ができると、画面下部に出力結果が表示されます。

①Aconvert

左の「出力ファイル」が変換されていることを確認します。その後、「オペレーティング」の下部にある、ダウンロードマークをクリックしてください。

ダウンロードはすぐに開始するのではなく、1ページウインドウが開きます。そこでは、DropboxやGoogle Driveなど、ダウンロードする形式が選択可能です。

「ファイルを圧縮」を選択すると、作成したFLACのファイルをデスクトップ上に保存できます。

②Convertio

②Convertio

Convertioも、オンライン上で音楽ファイルや画像などのフォーマットを変換できるサイトです。

ConvertioのサイトのURL:https://convertio.co/ja/flac-wav/

上記URLからサイトへ移動してスクロールをすると、下部でファイル形式を選択できます。

②Convertio

ファイル形式を選択する際に注意したいのが、変換できるファイルは音楽ファイルだけではないということです。左のメニューに画像や文書などの選択肢があるので、その中から「オーディオ」をクリックしましょう。オーディオの下方にWAVの形式が配置されています。

左で「オーディオ」を選択済みの場合、再度右で設定をする必要はありません。自動的にオーディオの設定になっているので、その中からFLACを選んでください。

両方の選択が完了したら、「ファイルを選ぶ」という赤いボタンをクリックして、Convertio にWAVのファイルを読み込ませます。

②Convertio

すぐに緑色の文字で準備完了と表示されるので、右下の「変換」を選択してください。

②Convertio

変換が完了すると、赤文字で「変換が完了しました!」と表示されるので、右にある「ダウンロード」からFLACファイルをダウンロードしてください。

WAVとFLACの違いとは?

現在は、さまざまなフォーマットに対応している再生ソフトが増えてきました。そんな中で、手間をかけてフォーマットの形式を変換する理由はあるのでしょうか?

利便性が違う

WAVをFLACに変換したい理由は、音質が異なるからでしょうか。あるテストでWAVとFLACの聴き比べが行われました。テストによると「WAVの方が伸びやかな音質である」との結果でしたが、これは聞く人によって意見が分かれるところです。

しかし、それでも利便性がいいためWAVよりFLACを選択する人がいます。

FLACはタグが活用できて便利なので、FLACを使いたいという人は多いです。音源に付加されるさまざまな情報が「タグ」と呼ばれるもので、ファイル名やフォルダ名とは違います。

音源のプロパティ等を確認した際に「タイトル」や「アーティスト名」などと表示されています。WAVではタグが使えないのかと言えばそうではありませんが、再生するソフトによってはWAVのタグが機能しないことがあるのです。

「WAVではタグが使えないからFLACを使いたい」という人の多くは、再生するソフトによる問題であることを知らない可能性があります。

このため、再生したいソフトでWAVのタグが機能しない場合は、FLACに変換するのがいいでしょう。また、WAVはFLACよりもデータの容量がかさばります。どちらを利用するかは、どれだけ利便性を求めるかによって変わるのではないでしょうか。

まとめ

WAVからFLACに変換するには、ドラッグ&ドロップやクリックなど、誰でもできる操作でできることが分かりました。フォーマットを変換できるソフトやサイトはたくさん作られているので、ご自身で操作が分かりやすいものを選択できます。

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