みなさんホワイトボードアニメをご存じでしょうか?
ホワイトボードアニメとは、真っ白なホワイトボードに絵や文字を手書きで描く様子を映像化し、メッセージを伝えるもの。音声だけでは伝わりにくいメッセージも、イラストや文字で視覚的に情報を伝達することができることが魅力です。
日本ではまだ見慣れないですが、海外では今人気の動画制作ツールの1つとなっています。
そのためホワイトボードアニメーションを提供している企業は海外のものばかり。今回は日本語入力に対応しているサービス6つをご紹介します。
是非ホワイトボードアニメーション制作を始めようと思っている方はこの記事を参考にしてくださいね。
ホワイトボードアニメのメリット
ホワイトボードアニメを使うことのメリットは、必要な情報をシンプルに分かりやすく伝えることができる事。
現在ではたくさんの動画が溢れていますが、過度なBGMや演出など時間がかかるものや中には情報が溢れすぎてわかりにくいものなどありますよね。
ホワイドボードアニメでは、真っ白なホワイトボードに必要なイラストや文字を書いて伝えたいことを視聴者へ伝えることができます。そのためセミナーや企業のPRでも活用されていることが多いです。
テンプレートも用意されているサービスもあるため、動画作成が初心者の方でも簡単に作成することができるのも、嬉しいポイントです。
ホワイドボードアニメのデメリット
デメリットとしては、現在提供されているソフトは海外のものばかりなので、最初は使い方が慣れないことが挙げられます。日本語入力ができるものもあればできないものもあるため、利用目的に合わせてソフトを選ぶことが重要となります。また月額料金もプランによりますが3,000円前後するためしっかりとサービスについて知ることが大切ですよ。無料体験ができるソフトもあるので、ホワイトボードアニメーションの作成が初心者の方は無料体験を活用することをおすすめします。
無料で利用できるホワイトボードアニメのアプリおすすめ
ホワイトボードとスマホを用意し動画を撮影する方法もありますが、企業が提供しているソフトを利用するのがおすすめです!
ホワイトボードを購入する必要がなく、PCのみでホワイトボードアニメーションが簡単に作成できます。
今人気のホワイトボードアニメーションソフトの特徴や、メリットデメリットを紹介するので、是非参考にしてください。
VYOND
VYONDはビジネスアニメーション制作に特化したクラウドサービス。日本で作成されている多くのホワイトボードアニメーションはほとんどVYONDが利用されています。その魅力は日本語入力が可能で価格が安く、ソフトが使いやすいことです。またクラウドソーシングでもVYONDでの動画作成の需要が高まっています。
ホワイトボードの他にコンテンポラリー、ビジネスフレンドリーの3つのスタイルがあり、自分に合った動画作成ができます。Webブラウザーから数百以上のテンプレートを組み合わせることによってアニメーションを制作することができ、使用できるキャラクターの動きのバリエーションがなんと1,500以上!用途に合った動画を作成ができるのがおすすめポイントです。
VYONDの料金プランは4つ。まずはどんなことができるか試してみたいという方向けに14日間の無料体験があります。使用感を試すには十分の期間ですね。
実際に無料体験期間中に利用してみて、どのプランが良いのか選ぶことをおすすめしますよ。
デメリットとしてはソフトが英語版なこと。なんとなく英語でも使用していけば分かりますが、最初操作に慣れるのには時間がかかってしまう場合もあります。
使用方法については、検索すれば解説している記事や動画も出てきますよ。
Animaker
Animakerは、誰でも簡単にプロレベルのアニメーション動画が作成できるアプリです。
他のホワイトボードアニメーションとは違った、外国っぽいアニメーションを作成したい人におすすめです。
動画作成ではキャラクターを使用したり、そのほか小道具や背景も設定できたり、オリジナリティ溢れる動画作成ができます。また他のユーザーと同時に動画編集が行うことができるリアルタイムコラボレーション機能があるため共同作成している方には非常な便利な機能です。
料金プランは3つ。上記には載っていないですが、無料プランもあります。比較的安めの価格設定なのが嬉しいポイントです。無料プランはダウンロード機能がありませんが、アプリの使用感をみてみたいという人におすすめです。使ってみてAnimakerを利用したいと思ったら、有料会員に登録しましょう。
Doodly
よりシンプルなホワイトボードアニメーションを作成したい方におすすめなのが「Doodly」です。
海外でも大人気で、手書き風のアニメーションが簡単に作成できます。もちろん日本語入力も可能ですよ。
実際に人が書いているようなアニメーションはまさに手書き動画といった雰囲気がでるため他の動画に差を付けられること間違いありません。
料金プランは二つ。2つの違いはアニメーションの中で使える物の量です。金額がそんなに安くないため、初めはスタンダードプランを利用し、物足りなくなったら、エンタープライズプランに変更するほうが良いでしょう。
また年間契約をすることで49%もお得になります。
アニメーション上でイラストや文字を描く手を、様々な国籍、男女から選ぶことができアニメーションの幅が広がるのもうれしいポイント。
より手書き風のアニメーション作成ができるため、シンプルな動画作成をしたい方におすすめです。
デメリットは無料体験がないこと。ホワイトボードアニメーションを初心者の方や使用感を試したい方はまずは他のソフトの無料体験を試すことをおすすめします。
Toonly
先ほど紹介したDoodlyと同じ会社が提供しているホワイトボードアニメーションのサービスです。
同じ会社が提供していますが、Doodlyがシンプルなホワイトボードアニメーション制作ができるのに対し、Toonlyはカラフルでインパクトに残る動画作成ができます。
テンプレートが用意されていて、ドラッグアンドドロップで簡単にアニメーション動画が作れるためホワイトボードアニメーション初心者におすすめですよ。
ナレーションを追加する方法も簡単。音声を入れたい部分で録画ボタンを押し、キャラクターに合わせて話すだけ!自分の声だけではなく、他の音声も利用することができます。
料金プランは2つ。こちらもDoodly と同様2つの違いはアニメーションの中で使える物の量です。動画作成が初心者の方はまずはスタンダードプランを試し、もっと制作の幅を広げたい!と思ったらエンタープライズプランに変更することをおすすめしますよ。こちらも年間契約をすることで、49%のディスカウントが適用されます。
Doodly同様、無料体験ができないのがデメリットです。
POWTOON
オシャレでカラフルなホワイトボードアニメーションを作成できるのが「POWTOON」です。
海外では教育機関でも利用されている人気のソフトです。日本語入力が可能で、テンプレートも用意されているため、ホワイトボードアニメーション作成が初心者の方でも、簡単に動画作成ができるのが魅力です。
料金プランは3つ。上記以外に無料プランもあります。こちらの無料プランはなんと無制限です。
作成できる動画は3分、ロゴが入るなどの制限はありますが、ホワイトボードアニメーションを作成したことがない方がまずはどんなサービスか試すのにはぴったりです。
初心者の方はまずは無料プランを利用し、動画作成の練習をすることができますね。
VideoScribe
使い切りのプランがある「VideoScribe」
ポップな手書き風のイラストが特徴的で、他のホワイトボードアニメーションサービスとは一味違った動画を作成することができます。こちらのサービスはVYONDと同様日本でも使われていることが多く、YouTubeでもVideoScribeで作成された動画が多数アップされていますよ。
料金プランは、通常プランに加え、1回限りのプランというものがあります。また7日間の無料プランがあり、どんな動画が作成できるのか試してみたい方は是非利用してください。
日本でも利用されていることが多いVideoScribeですが、デメリットは日本語入力が出来ないことです。
日本人向けの動画を作成する場合は、音声や別途テキストを画像として読み込んで動画に差し込む必要があります。
VideoScribeで動画作成しているyoutubeチャンネルもあるので気になる方は是非参考にしてみて下さいね。
おすすめソフト6選の比較
6つのソフトを紹介しましたが、どのソフトが良いか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。そんな方向けに今回紹介したソフトをまとめました。
ポイント
日本語入力が良い方向け:VYOND、Doodly、Toonly、POWTOON、Animaker
無料プランを試したい方向け:VYOND、Animaker、POWTOON、VideoScribe
ホワイトボード作品を作りたい方向け:VYOND、Doodly、VideoScribe
外国風なポップでオシャレな作品を作りたい方向け:Toonly、Animaker、POWTOON
それぞれのプランには特徴が異なるため、自分が気に入ったソフトを使うことをおすすめします。また動画作成をしたことがない方は、いきなり有料プランにするのではなく、無料プランがあるソフトを利用し、まずはどんな風に動画を作成するか試したほうが良いでしょう。
無料プランはダウンロードができなかったり、透かしが入ったり実用はできませんが自分にも使いこなせるか確認するには十分ですよ。
まとめ
以上、ホワイトボードアニメーションのアプリ5つをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
海外で人気上昇中のホワイトボードアニメーションは、日本でも流行ること間違いないでしょう。
一早くホワイトボードアニメーションを利用することで、ほかの動画に差を付けることができます。
シンプルに、重要な情報を視覚的に伝えることができるため、視聴者にも印象に残る動画を作成することができます。
ホワイトボードアニメーションを提供しているサービスはたくさんあるので、好みに合ったサービスを見つけて動画作成を楽しんでください。